Xiaomi端末で遊ぼう。-TWRP導入~ROM焼き-

2022/05/23




✅前置き




以下内容は最悪の場合端末の文鎮化を引き起こす可能性を伴う危険な内容であり、投稿主は一切施行の推奨を致しません。また、ブログコメント欄、Twitter等で問い合わせ頂いても詳細な内容を記載/返答する予定はございません。
自己責任、転んでも自分で起きる。ことが出来ない方はブラウザバックを推奨いたします。

書いとかないと自分で調べる気もない人が手を出しちゃうからね。しかたない。


✅いんとろ



Androidを使う、それすなわちカスタムromを使うということ

メーカー仕様そのままで満足できるならiPhone買ってりゃいい(暴論)

というわけで
の続きです。
中華端末なんて改造してナンボなんで?改造に必須なTWRPを導入するやり方。

いつものことですが本投稿内容を参考に行った行為により生じたあらゆる損害(文鎮化などを含む)などに対して当方は一切の責任を負いません。自己責任。


✅カスタムリカバリとは


Androidにも標準でリカバリモードがあるが、このリカバリモードでリカバリできるのは公式ROM(メーカーの署名があるもの)のみだったりバックアップ機能がないことが多く、これではせっかくBLUして他OSをインストールする権限を手に入れたところでインストールする方法がなく、万一失敗した場合にも復旧する術がありません。


そこで標準のリカバリモードに様々な機能を加えた『カスタムリカバリ』を導入することで標準以外のROMをインストールしたり、端末の環境そのものをバックアップすることが可能になります。


カスタムリカバリは有史によって開発されたもので複数の種類があり、今回はその中でもTWRPを使用する方法についてメモを残します。


✅Xiaomi端末にカスタムリカバリを導入するには



 【必要なもの:ハード】

・WindowsPC
・端末本体(ブートローダーアンロック済)
・接続用ケーブル


【必要なもの:ソフト】

・ADB使用環境
端末毎のTWRP←重要


【全体の流れ】

①端末の電源切る
②Fastbootで接続
③コマンドプロンプトで導入作業
④リカバリモードで起動
⑤TWRPが立ち上がる



✅ソフトウェア準備



特にソフト側の準備について。
ADBを導入していない/よくわからない方はPASSを通す必要あり。(適宜ggって)


普段なら
TWRP公式
https://twrp.me/
ここから自分の端末を探してきてダウンロード、今回はmi9。


TWRP公式-Xiaomi端末一覧
https://twrp.me/Devices/Xiaomi/
公式に対応しているのはここに書かれている端末。しかしmi9は2019年5月19日時点で未対応。


[Unofficial]twrp-3.2.3-MI9
https://forum.xda-developers.com/Mi-9/how-to/unofficial-twrp-3-2-3-mi9-t3905455

仕方ないのでXDAを探したところ非公式のものが公開済。
これはmi mix 2sの時と同じ流れで『unofficial』と書かれている通り公式ではなく、加えてXiaomi.euのROMを焼こうとするとerror7を吐くバグがあるので.eu以外のROMを焼く場合ならおっけー


いろいろ調べたらカスタムrom開発者のサイトから他にも紹介されていたので引用。
twrp-3.2.3.0
https://androidfilehost.com/?fid=1395089523397903448

twrp-3.2.3.1
https://androidfilehost.com/?fid=1395089523397903476

[Recovery][Mi 9][Cepheus]Unofficial TWRP recovery 3.3.0 b8 by LR.Team/wzsx150 https://forum.xda-developers.com/Mi-9/how-to/recovery-unofficial-twrp-recovery-3-2-3-t3912118


これらも使用できるようですが、自分の環境でコレを使用したところfastbootモードから抜け出せないという結構笑えない現象が生じたのでオススメしません。

Xiaomi.euのROMを焼くなら…と思い立ちXiaomi.eu公式フォーラムを覗いたところ、
https://xiaomi.eu/community/threads/new-twrp-mi-9-updated-17-05-19-beta-10.50490/


投稿主が成功したTWRPはこちら。以後コレを使って説明。
https://mega.nz/#!WOZEBCpD!UlyCdDaP-UxuwvzLzDE4yzaqi5qMz-I8iOkseQ5gmP0


✅作業内容


全体の流れ再掲。
①端末の電源を切る
②Fastbootで接続
③コマンドプロンプトで導入作業
④リカバリモードで起動
⑤TWRPが立ち上がる

以下説明。

✅①端末の電源切る


-電源ボタン長押しして電源を切るを選択。

✅②Fastbootで接続


-USBケーブルでPCと端末を接続。mi9でFastbootでの接続を行うには
『電源ボタン+音量げるキーの同時押し』を行う。
『Fastboot』の文字が表示されたらケーブルをつなぐ。

✅③コマンドプロンプトで導入作業


-ちょっと複雑。
まず保存したTWRPファイルの名前を確認。

先のここからダウンロードした場合、recovery-mi9-3.3.0-9.0-b10.img
という名前になっているハズなのでこれを覚えておく。

以後の説明を別端末や別バージョンのTWRPで使用する場合にはこのファイルの名前は要変更。

recovery-mi9-3.3.0-9.0-b10.imgを保存したフォルダのアドレス欄に

cmd
と打ち込みEnterを押す→コマンドプロントプトが立ち上がる。

立ち上がったコマンドプロンプトに
adb devices
と入力し、Enter。

fastboot flash recovery recovery-mi9-3.3.0-9.0-b10.img
と入力し、Enter。
ok finishedと出れば導入成功。

※このときまだケーブルを抜いてはいけない。

✅④リカバリモードで起動


-リカバリモードで起動。
mi9でリカバリモードに入るには『電源ボタン+音量げるキー』の同時押し。

※この時点までパソコンとケーブルで接続しておくこと。ケーブルを切断してからだとリカバリモードには入れない。

リカバリモードが立ち上がったらケーブルを外しても問題なし。

✅⑤TWRPが立ち上がる


-作業完了。

ここからカスタムROMのインストールを行ったり、Magiskのインストールや端末のフルバックアップを取ることが可能です。

ただし、今回導入したTWRPは英語と中国語のみ、しかも最初は中国語設定で何が書いてあるかわかりません。mi mix 2sと並べて言語を英語に設定するところまでを写真で乗っけておきます。



初期画面、右側下から2番目の『設定』に相当する部分を選択。



いろいろ出てきますが、まずは無視して上のタブの『一番右側』を選択。



ここまで来れば後は英語をえらんでやるだけ。



無事英語表示になりました。簡単な英語はなんとかなるけど中国語はマジで無理。わかんない。

✅ここまでの注意点



①twrp-3.2.3.0:https://androidfilehost.com/?fid=1395089523397903448twrp-3.2.3.1:https://androidfilehost.com/?fid=1395089523397903476を使用した際、fastbootモードから抜け出せない現象に陥った。

→基本的に使わない方が良い。後日書くがこの状態に陥った場合はXiaomi公式のリカバリツールでリカバリすることで復旧できる可能性はある。


②公式MIUIを使用している場合、TWRPインストール後リカバリモードを起動するまではケーブルを抜いてはいけない。

→リカバリモード起動まではケーブルを挿しっぱなしにする。


③TWRPはMIUI公式ROMを使用していると2度目以降の起動が不可。

→2回目もインストール手順を踏んだ後、USBケーブルを抜かずにリカバリモードに入る必要がある。


④暗号化されていてフォルダのディレクトリがめちゃくちゃに表示される場合、ROM(zip)データをコピーすることもできない

→一度TWRP上からデータをフォーマットすることで解決できる。


✅ROM焼き

ここまで来ればROM焼くのはすぐです。もう少し頑張りましょう。
カスタムROMはXiaomi.euを使用、なぜかスクリーンショットを削除してしまったので後撮りしたmi pad 4で撮影したスクリーンショットでご勘弁ください。


①まずROMファイルを端末にコピーしておく

端末用に準備したROMを端末にコピーしておきます。zipファイルのままインストール作業を行いますので解凍は不要です。


②リカバリモードで起動→インストール

先にも書いた通り、リカバリモードに入るには『電源ボタン+音量げるキー』の同時押し。


リカバリモードでTWRPが立ち上がったところ。左上『Install』をタップ。


先にコピーしておいたROMが出てきます。(一番下)
これをタップします。


add more zipsではさらにインストールするファイルを追加できます。
clear zip queueでは今選択したzipファイルを解除できます。


ROM焼きだけで良い(rootとかを一緒に取得しない)のであれば下にある『swipe to comfilm flash』をスワイプしましょう。



こんな感じでインストールが進みます。
finishedと表示されたら再起動しましょう。上手くいけばちゃんと起動してくれるハズです。

✅まとめ



 道具をそろえたり(僕のように)上手くいかずいろんなバージョンを試す羽目にならなければ作業自体は10分程度で終了します。

今回の作業は公式ツールを使用しませんし、有志の方々が作ってくださったツールを使用する以上、時には復旧不可能なバグが生じる可能性があります。

繰り返しになりますが作業は自己責任で行いましょう。

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