Xiaomi端末で遊ぼう。-Xiaomi端末向けのBootLoader Unlock(BLU)方法-
✅所謂『ROM焼き』に必要な手順
購入時にインストールされているメーカー公式のROM以外を自分でインストールする『ROM焼き』これを行うには①端末本体のブートローダーロックを解除する
②端末本体に適したカスタムリカバリを導入する
③端末本体に適したROMを焼く
この3段階が必要です。
今回はXiaomi端末を使用する場合における端末本体のブートローダーロックを解除するところまでメモ。
本投稿内容を参考に行った行為により生じたあらゆる損害(文鎮化などを含む)などに対して当方は一切の責任を負いません。自己責任で。
✅参考:パソコンでは
Windows等がインストールされるような通常のパソコンであれば初期状態でもBIOSの設定から読み込むドライブを指定することで現在インストールされているOS以外を起動したりインストールすることができるのですがこれとは異なり、Android端末は通常現在インストールされているOS以外の起動,読み込み,インストールができないようになっています。
これが、ブートローダーのロックという状態です。
✅ブートローダーロック状態≓通常端末を購入した時の初期設定状態
通常無改造のAndroid端末においては電源をONにした際、その時点でインストールされているOS『のみ』が自動的に読み込まれ、起動することができます。このような設定になっていることより端末は現在インストールされている以外のOSを読み込むことができず、結果このタイミング(起動時)に別OS(ROM)のインストールや改造などが行われることを防ぐことができます。
これをアンロックすることはすなわち起動時に別OSやソフトウェアを読み込ませることができるようになると言うことで、こちらの意図した各種改造ができるようになる一方で悪意ある攻撃にさらされた場合、より重篤な障害を引き起こす危険も。
✅Xiaomi端末をBLU(Boot Loader Unlock)するには
【必要な物】
・WindowsPC
・端末本体(ブートローダーアンロック済)
・接続用ケーブル
・端末本体(ブートローダーアンロック済)
・接続用ケーブル
・Mi アカウント
・Xiaomi公式ブートローダーアンロックツール
【全体の流れ】
①WindowsパソコンにXiaomi公式ブートローダーアンロックツールをインストールする
②ツールを起動し、端末とMiアカウントを紐付ける
③指定された時間待つ
④再度ツールを起動し、端末をBLUする。
✅①WindowsパソコンにXiaomi公式ブートローダーアンロックツールをインストールする
Xiaomiは公式にブートローダーアンロックツールを公開しています。素直にダウンロードしましょうhttp://en.miui.com/ の右上タブにある『Unlock』をクリック。
次のページの『Unlock Now』をクリック。
ログインが促されるので、自分のID/Passでログイン。アカウントを持っていない人は必須なのでこのタイミングで作っておきましょう。捨てアドでオッケーです。
ログインに成功するとこのようにフォーラムへと自動転送されますが、ここからUnlockを進めることはできないので
↓
もう一度 http://en.miui.com/ に戻り、の右上タブにある『Unlock』→次ページの『Unlock Now』をクリック。
これがツールのダウンロードページです。『Download Mi Unlock』をクリックするとツールのダウンロードが始まります。2019/05/19時点では『miflash_unlock-en-3.3.827.31.zip』という名前でした。
✅②ツールを起動し、端末とMiアカウントを紐付ける
ツールを無事ダウンロードし終えたら、『miflash_unlock-en-3.3.827.31.zip』を解凍します。このままでは使えません。
解凍し終えた中身がこちら。この中の『miflash_unlock.exe』を起動します。インストールは不要です。
①で使用/作成したアカウント情報でログインを行います。
チェックが始まって…
『端末が接続されてないよ』と出るので、端末を接続しましょう。
端末は
①開発者オプションを有効にしておいた状態で電源を切り
②fastbootモードで接続をする
必要があります。
fastbootモードへの入り方は電源が切られた状態で『電源ボタン+音量下げるキー』の同時長押しです。
接続が確認できました。
端末の状態が確認され…
アンロックされてない状態だと『Unlock』が押せるようになります。
『Unlock』をクリックすると…
『アンロックを行うと端末は初期化されます!!!!』と警告が出ます。
データの移動や、特にLINEの引き継ぎ設定を忘れないようにしましょう。
問題なければ『Unlock anyway』をクリックです。
次は『アンロックを行うと端末のセキュリティが下がりますよ!!!!』と警告が出ます。
リスクは承知の上です。『Unlock anyway』をクリック。
アンロックが始まりました。しばらくすると…
途中で処理が止まってしまいました。
ショップ側などで手が加えられていない端末をすぐBLUしようとした場合はこのように『解除できませんでした』とメッセージが出て処理が途中で止まります。
これは不具合やこちらの不手際ではなく最近のXiaomi端末の仕様であり、購入してすぐにカスタムROMを焼かせないようになっています。
今回のmi9の制限は『360時間』でした。約半月と結構長いのでBLUしたい人は購入してすぐにこの作業をした方がよろしいですね。
解凍し終えた中身がこちら。この中の『miflash_unlock.exe』を起動します。インストールは不要です。
①で使用/作成したアカウント情報でログインを行います。
チェックが始まって…
『端末が接続されてないよ』と出るので、端末を接続しましょう。
端末は
①開発者オプションを有効にしておいた状態で電源を切り
②fastbootモードで接続をする
必要があります。
fastbootモードへの入り方は電源が切られた状態で『電源ボタン+音量下げるキー』の同時長押しです。
接続が確認できました。
端末の状態が確認され…
アンロックされてない状態だと『Unlock』が押せるようになります。
『Unlock』をクリックすると…
『アンロックを行うと端末は初期化されます!!!!』と警告が出ます。
データの移動や、特にLINEの引き継ぎ設定を忘れないようにしましょう。
問題なければ『Unlock anyway』をクリックです。
次は『アンロックを行うと端末のセキュリティが下がりますよ!!!!』と警告が出ます。
リスクは承知の上です。『Unlock anyway』をクリック。
アンロックが始まりました。しばらくすると…
途中で処理が止まってしまいました。
ショップ側などで手が加えられていない端末をすぐBLUしようとした場合はこのように『解除できませんでした』とメッセージが出て処理が途中で止まります。
これは不具合やこちらの不手際ではなく最近のXiaomi端末の仕様であり、購入してすぐにカスタムROMを焼かせないようになっています。
今回のmi9の制限は『360時間』でした。約半月と結構長いのでBLUしたい人は購入してすぐにこの作業をした方がよろしいですね。
✅③指定された時間待つ
mi9に限らず最近の端末は360時間と表示されることが多い。多いんですが…
この360時間は実際の360時間より短いようで、スクリーンショット撮影時刻を確認したところ今回は12日程度でBLUできるようになっていました。謎。
✅④再度ツールを起動し、端末をBLUする。
指定された時間経過後、再度unlockツールを起動し、②手順を行うと『アンロックに成功しました』と表示。問題なくUnlockできました。
これでブートローダーアンロックの作業は終了です。
✅まとめ
様々なサイトの古めの記事には、Xiaomi端末は初心者に優しくない的な内容がありますが、これは昔の話。今はMIUIも標準で日本語対応し、公式のツールもそろっているXiaomi端末はむしろカスタムのハードルが低い端末です。
安価でそこそこの筐体品質となかなかのスペックを誇るXiaomi製品なので、ガンガン改造して使い倒しましょう。
次はカスタムリカバリの導入です。
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