HP EliteDisplay 14インチ モバイルディスプレイ S14【実機購入】
✅あると便利だけど必須ではないので
予算通して買ってもらうのめんどいんで自腹で買いました、モバイルディスプレイ!
2021年に終売したモデルではありますが、それなりに新しいHPの14インチモバイルディスプレイ!
希望価格38,280円がメ○カリで9000円!
映像出力可能で、かつ無名メーカーでないFHDモバイルディスプレイ、しかも映像出力対応のtype-c to cケーブル付き!
type-c to cの中でもDisplayPort Alt modeに対応するケーブルは現在最低でも2500円はするので本体は実質6000円ちょい。
正直破格以外のなにものでもありませんでしたので即決しました。
✅カタログスペック
最大解像度:1,920×1,080
画面サイズ:14インチ
パネルタイプ:IPS(非光沢)
入力端子:USB-C
タッチ:非対応
カラー:ブラック
サイズ:327.8×8.6×209.5mm
重量:1.0kg
まぁ普通のType-Cディスプレイってところ
カタログスペック的な残念ポイントとしては給電方法がType-Cに限られ、ディスプレイ経由でPC本体への給電が出来ないこと。
そして14インチで1.0kgとやや重いところの2点です。
✅開封
中古品にファーストインプレもクソもないですが。
一応確認。
今回付属ケーブル込のセットだったので届いたのはこんな感じ。
本体表面
株のベゼルは太めですが、残り3辺はそれなりにナローベゼルですね。
本体裏面。
正面左側には電源と各種ボタン類
正面右側にはType-Cポート
付属のケーブルは1.8mくらいあるのでやや長め。
カバーはほぼ三等分で折り曲げられるタイプで
このように正三角形を作るので
モニタの角度は120°で固定です。
設置してみたところ。
13インチのPCと並べると収まりが良いですね。発色も良好です。
下部のベゼルが太かったのもこうしてみると高さを揃えるのに貢献していて非常にいい感じ。
Galaxyと接続すればPCライクなUIを使えるSamsung Dexも使えます。
モニタの話じゃないんですけど、S21Ultra付属のケーブル、DisplayPort Alt modeに対応しない(≒付属ケーブルでDex使えない)んですね。
これは正直かなりがっかりだったなぁ…付属品で完結させてほしかった…
まぁ前述した通りDisplayPort Alt modeに対応するケーブルは高いのでコストカット的にいたし方なしなのかな…
✅良かった点
気を取り直して良かった点。
・ケーブル1本で給電および映像出力が可能
USB-Type CのDisplayPort Alt modeにThunderbolt対応しているため、ケーブル1本で使用できるのは非常にスマート。
配線がごちゃごちゃしないので相手がいるようなシチュエーションでも見苦しくないですし。ディスプレイ自体の取り回しや配置の自由度も高い。
・視野角の広いIPSディスプレイ
まぁ最近TN液晶って探すほうが難しいですけど。
IPSディスプレイなので視野角が広く見やすいです。一方で最大輝度はやや控えめですね。
屋外で使うことはないでしょうから問題にならないですが、最大で使用してちょうどいいくらいです。
・HP(据え置き)ディスプレイと共通のUI
僕が据え置きで使っているディスプレイもHPなんですけど
据え置きディスプレイと設定UIや操作が共通です。非常に使いやすい。
✅悪かった点
・クソ重い
薄さのわりにめちゃ重いです。カタログスペックの時点で分かっていたことではありますが
14インチ1.0kgって上級ノートならバッテリーやらキーボードやら込みでこの重さを実現してくるやついますからね。HPは正直軽量系モバイルノートには弱いメーカーですがモバイルディスプレイくらいもうちょっと軽く出来たんじゃないの~って思っちゃいます。
・画面角度
付属カバーではほぼ正三角形を作る形で画面を立てるので、120°で固定。個人的には寝かせすぎですねぇ…
この類の製品はノートパソコンとセットで使うでしょうから並べて使うにはノートも120°で使用せねばならず違和感が出てしまいます。
自身が普段ノートパソコンを使うときの画面角度を把握しておく必要がありますね
・よくも悪くもType-C1本しかない
映像入力と給電をこれ1本でできるのはスマートで素晴らしい。素晴らしいのですが
Type-C 1端子しかないので昔のMacbookと同じ問題を抱え込んでしまっています。
このS14はよく言えば『すべてをType-C1本で接続できる』モバイルモニターですが
裏を返せば
・ノートパソコンからしか給電できない
・給電端子がType-C1本の場合、使用中にノートパソコンを給電できない
ことに繋がります。ビジネスマシンはType-Cでも給電でき、かつAC電源でも給電できたりしますがこれがこんな形で役立つのだとは思いませんでした。
・本体PCのバッテリ持ちが悪化する
そして給電に制約がかかった上でこれです。
バッテリは体感1.5倍で減ります。使ってるといかにPCにおいてディスプレイが消費する電力が大きいかがよくわかりますよ。
まぁ単純にディスプレイに使う電力が倍になりますからね。しゃーなし。
・ケーブルが限られる
これはディスプレイ側の問題ではありませんがDisplayPort Alt modeに対応するケーブルはまだまだ珍しく、高価です。
そして映像出力に対応するが故に太く、硬い物が多いのも現状。
付属のケーブルもお世辞にも柔らかく取り回しの良いとは言えないケーブル
✅まとめ
割り切って使うディスプレイだと思います。
いろんなシチュエーションで柔軟に使いたいとか、そんな余裕のあるもんじゃありません。
使う場面がはっきりイメージ出来ている(時間・使う機種・場所)場合においては役に立つでしょうが、普段の作業領域を広げるとかで使うのはバッテリや貴重なType-Cポートを1つ潰してしまう的な意味で微妙です。
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