Timberland 6inch PREMIUMをオイルドヌバック化・ワックス加工するぞ
✅はじめに
※この投稿は2015年頃の下書きを追記修正したものです。
当時Twitterにも投稿していたし既視感があったらそれは間違いじゃないんですけど
そんな昔のこと覚えてる貴方は僕のこと好きすぎです。
では。
✅高2の頃からの付き合いだった
Timberland 6inch PREMIUMブーツがもう限界。
浸水するわけではないのだけど、革がかなりヘタって柔らかくなってきた。
元々柔らかい革だったからヘタれを感じるのは仕方ないが
ヘタリだけにとどまらず補色もかなり厳しくなってきている。
ヌバックレザーやスエードみたいな起毛皮のメンテナンスはブラッシングとスプレーくらいしか出来ないし
青白くなってきて流石にみすぼらしいし傷も増えてきた、ので。
いっそオイルドヌバックにしてもう少し頑張ってもらおう!
(ブーツ新調するお金ないし!)
✅現状確認
紐を解いたところ。
購入したころと比較して全体的に白っぽい。
色がかなり抜けています。
一方で実用品として見た際、機能面での問題はありません。
✅オイルドヌバック化は
いわゆるヌバックの『オイル入れ』です。
登山部の友人に教えてもらって今回はワックス加工までやります。
・必要物品
ほい、こんな感じ。定番定番&定番。Collonilさんのジェルとローションとワックス。
後は普段の手入れに使っているゴムブラシや毛ブラシ、ウェスなんかがあれば大丈夫です。
・Collonil レザージェル
・Collonil レザーローション
・Collonil レザーワックス
✅作業開始
・下準備
前段階として、全体の汚れを落としておきます
表面を普段どおりゴムで綺麗にしたあと、濡れた布で全体を湿らせながら汚れを落としておく。
①レザージェルを塗り込む
普通にヌバックの手入れをしていきます。
最初は防水ジェルを塗り込んで行きます。
片足塗り込んだところ
両足。
ちょっとしっとりしますが、ここで止めて後からブラッシングその他で起毛させれば質感が戻ります。
今回は気にせずガンガン進めます。
②ヌバック用ローションを塗り込む
次はローションですね。先程のジェルが革の内部に染み込ませるのを主眼とするなら
このローションは表面の状態を整えます。
見た目ではあんまり違いがわかりませんね。
③レザーワックスを塗り込む
ここから完全に不可逆です。ワックスを塗るとヌバックの質感はもう戻せなくなります。
片足塗ったところ、ヌバックのマットな質感は失われ、光るようになってきましたね。
両足。
もう完全に別の靴に見えます。
④陰干し
数日陰干しして乾くのを待ち、上の工程を2~3度繰り返します。
自分は合計3回繰り返したところ…
ブラッシングしてツヤ感も出しています。
紐を通して完了。
おお…なんか高級感ありますね。
追記:①と③の工程の塗り込みは基本的に素手にクリームやワックスを取って塗り込んでいます。布を使うと布がワックスやクリームを吸ってしまいますから。
✅まとめ
今回のオイルドヌバック ワックス加工は登山靴なんかでは比較的よくやる手法で、使用前に行うことで耐久上ける目的でされるみたいです。
一方で、今回のようにヘタれきったヌバックブーツの再生手段としても有用だったように思います。
雪国ではブーツ必須なので、しばらくこのオイルドヌバックなブーツと仲良くしたいと思います。
オイルドヌバック化のやり方を教えてくれた登山好きの友人に感謝を。
それでは。
-2022 02追記-
このオイルドヌバック ワックス加工した6インチプレミアム、2019年の上京を機に実家で最後のメンテをして『もう履かないけど置いといて~』って放置したのですが
勝手に父親が着服して冬季に使用していることが判明しました笑
水も染みず履いていて暖かい。すこぶる快調で2022年現在も現役だそうです。
すごいですね。いい靴です。
それでは。
✅おまけ
オイルドヌバック化する前の手入れは
ヌバックの手入れの基本、ゴムブラシ(消しゴム)での汚れ落としと
こいつを使っていました。
Collonilから販売されている起毛皮用の防水、補色スプレー
この写真の頃はまだ色が濃いですね。最終的には追いつかなくなるのですが、このスプレーはなかなか有用でした。
今度こそ、それでは。
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