革財布の手入れをするぞ

2022/02/06



✅手持ちの革靴なんかは


定期メンテを欠かさないんでそこまで状態が悪くならないんですが

病院用の財布は家に持ち帰らないのでメンテされず放置しがち…気付けば3年ノーメンテで使い続けてました…
あまりにかわいそうなのでメンテしてやります。

元々は確か自分が中学生の頃、母親が部下の結婚式に参加したとかなんとかのときにもらったギフトカタログに載ってたやつ。せいぜい定価数千円の安物。



✅現状。




中学時代はメインで使っており、メインで使わなくなってからも小ぶりでしまいやすいから海外旅行の時に(内ポケットに入れられるからスリにあいにくいんで)引っ張り出して使っていました。
その頃から実家で雑に保管されており…研修医になってからは白衣ポケットの容量を圧迫せず汚れてもいい財布として使い続けた結果…





この有様。ろくにメンテしてなかったせいでパサパサなのはもちろん
ポケットから落としてストレッチャーに轢かれ消しようがない傷がついたり
謎の硬化性の液体がついて固まってたりします。



アップにするとよりはっきりわかりますが
傷はひどいし割れもひどい。色も抜け気味で表面のもパサついてしまってます。


✅頑張ってこー


・汚れを落とす


まずは汚れ落としから。最悪塗りを行う覚悟で全力で磨きます。



目の荒い布と、エムモウブレイの汚れ落としを使います。靴用ですが全然使えます。
(写真は磨いた後に撮ったので既にちょっと綺麗になってます)
幸いなことに面の部分は染色が剥げたりはしていない様子でしたが、やっぱり折り目になる部分は乾燥して割れてしまっていました。



内側はまぁ適当に、普段使わず余っていたクリームを使います

Brilloのクリーム、水っぽくて伸びが悪くて塗った後の引っかかる質感も嫌。

まぁ好みじゃなかったんですよね
こういったタイミングで消費しましょう。




外側は補色を兼ねて
黒のクリームを使います。

少し厚めに塗った後陰干しをして…



乾いたところでブラッシングして表面の余分なクリームを削ります。

硬い毛から順番に。
最後は馬毛ブラシで仕上げます。


ブラッシングだけでここまで光沢が出ます
ここから更にタオル、布で磨いていきます


1面だけ完成させたところ、明らかにツヤ感が違いますよね。
この調子で全面仕上げると



こうなります。



アップの様子。
割れはほぼ完璧にマスクされています。

まぁパテで埋めたようなもので傷んでしまった革が回復したわけではありませんが

見てくれだけはまともになりました。


✅まとめ





僕は今も昔も革のメンテが大好き。革靴履いた後は軽くブラッシングするのはもちろん、定期的な汚れ落としと油塗り。ブーツみたいなシーズンがあるものは長期保管の方法とか笑

今回かなりボロになった革のメンテしておいてなんですが
長い間革製品と付き合って、普段のメンテに勝るものはないと感じます。

安クリームだけでも…最低でも汚れを定期的に落としてやるだけでも全然違う。
靴なら履いたあとにブラッシングとシューキーパー
財布やバッグなら定期的に拭き取りと陰干しをするだけでもいい

クリームやワックスはそんな頻繁にするケアじゃないですからね。普段の汚れ対策が大事。

革靴の定期メンテや使ってる道具についてはいつかまとめを書こうと思います。
高校時代からの革靴ユーザーとして10年も革靴ばっか履いてればこだわりも出てきますよ

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