RED WING 6" CLASSIC MOC Style (Irish Setter)No.8179 Black"Chrome"メンテナンス&オイルアップ

2022/02/09

 


✅メンテナンス


前回


で購入した8179の続きです。


いくら状態が良さげと言っても他人が履いていたもの。

自分が履く前にしっかりメンテをします。



✅メンテナンス開始


・カビ対策


まずは紐を解いて




除菌兼ねてアルコール綿で内外をしっかり拭く。

今回の個体は大丈夫でしたが、カビが生えてる場合があるので奥の方までしっかりと。

その後、防カビ用のスプレーを全体に噴霧して乾かす。
特に、内側の起毛皮のようになっている部分にしっかりと。

使用したのはM.MOWBRAY モールドクリーナー

乾いたら、サイズの合うシューキーパーを嵌めてから先の工程に進みます。



・埃落とし(ブラッシング)


外側に入ります

紐を外してまずは適当なブラシで表面の埃を綺麗に落とす。
革表面は馬毛ブラシ。ソールはナイロンブラシでしっかり土埃を除去していきます。



こういった外羽根の隙間に結構埃や汚れは溜まってます。しっかりとブラッシング。



・リムーバー


前オーナーが何を塗っているかわからんので、リムーバーでできる限り落とします。
使用したのは



Amazon:[エム・モゥブレィ] 革靴用水性汚れ落とし ステインリムーバー 塩浮き スムースレザー クリーナー

このM.MOWBRAYのステインリムーバーですね。
リムーバーを布に染み込ませて全体を拭き上げ、その後再度アルコール綿で拭き上げて除菌を行います。


・全体保湿


全体の保湿には

M.モゥブレィ デリケートクリーム

こちらを使っていきます。



片足塗ったところ。
このクリーム、非常に水っぽくて塗りやすいのですが、ウェスみたいな布で塗ろうとすると布がかなりクリーム吸っちゃってもったいないので
素手で塗り込んでいきます。




さっき汚れが溜まりやすいと書いた羽根の部分、ここは靴紐と擦れてダメージも蓄積しやすいのでもしっかり塗り込んで行きます。




両方塗り終わったらこんな感じ。
しっとりして少し光沢も出てきました。ただ乳化性クリームで出たこの光沢は乾くと半分以上消えます。
本格的に光沢を出すのはこの後のオイルアップに任せるにして

しばらく(1日~)陰干ししてクリームが革に馴染んだら
先に気になる先端の傷をケアしていきます。



・傷隠し

クリーム塗布から丸2日後に手入れ再開。


この個体、先端に割と気になる傷が複数あるので、こちらを先に隠していきます。

油性クリームを用いて傷を隠していきます。
使うのは手持ちの LA CORDONNERIE ANGLAISE ビーズワックスクリーム



ほんの少しだけ取って塗り拡げると



こんな感じ。
パッと見ではわからないくらい傷を隠すことができます。
何度か繰り返せば周りに馴染んでより目立たなくなるはずです。


・オイルアップ




RED WING純正のオールナチュラルレザーコンディショナーを全体にうすーーーーーく塗って完成。
あんまりやりすぎるとくどいんで。ここはあくまでうすーーーーーく。


・完成




オイルアップの後、紐を通し直して完成です。

かなりいい仕上がりなんじゃなかろうかと思います。


✅まとめ


写真撮るのを失念していましたが

シューレースは煮沸消毒の後干しています。

これでまぁ気分良く自分のものとして掃き出せるのではないかな。

これからの変化が楽しみ。



そして丸洗い用の靴はどうしようかな…それなりに丈夫かつ、歴史があって洗った後は自分も履きたくなる靴…


悩ましいです。

それでは。

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