Amazon FireTV Stick でスクリーンショットを撮影する
✅方法①Androidアプリを使う方法
Fire OSはAndroidベースのカスタムROMなので、Androidアプリを使用することが可能です。
つまりAndroidのスクリーンショットアプリをFire TV Stickにインストールして使用することでスクリーンショットが撮れる…のですが。
こちとらこのサイドロードの様子をスクリーンショット撮りたいのでこちらの方法は本末転倒。
更に単体といいつつリモコンでは完結出来ず、無線マウスでスクリーンショットのボタンを押さねばならないなど結局単体のようで単体でない。
そして本体で撮影したスクリーンショットを何らかの方法で転送しなければいけない
色々と自分の環境に合わないのでこちらの方法は却下。
✅方法②adb linkを使う方法
仕組みとしては
ネットワークでPCとFire TV Stickを接続し
無線経由(ADB)でPC側からスクリーンショットを撮影する
こういった仕組みですね。
-必要物品-
・同一LANに接続したWindows PC(Mac)
・ソフトウェア『adbLink2』
のみ!(Fire TV本体は当然あるものとして)
この方法で行うメリットはFireTVStick側にソフトをインストールする必要がないこと。
Fireはクレカ情報含むAmazonアカウントと紐付いているので安全には気をつかいたいもの。
この方法ならWindows側で仮想環境を組んでソフトを使用すればかなり安全に作業をすすめることができます。
✅実際にやってみる
①Windows側の準備-ソフトのインストール
からadbLinkというソフトウェアをダウンロード&インストールします。
ページ中程にダウンロードリンクがあります。現在は新バージョンの2がありますので今回はadbLink2を使用して記録します。
adbLink2のリンクを踏んだ先にダウンロードリンクがあるので自分の環境にあったものを選択します。今回はWindows10で行うので『adbLink2 4,8 for Windows』をクリック。
ダウンロードが始まりますので
ダウンロード終了後インストールしておきます。
インストール後、起動画面。
ここまで来たら一旦Windows側の作業は終了。Fire TV側の作業に入ります。
②FireTV側の準備-ADBデバッグとIPアドレスの確認
こちらでしなければならないのが
『ADBデバッグをオンにする』ことと『IPアドレスを確認する』ことですね。
Fire TVのホーム画面から
一番右側の歯車アイコンまで移動して
設定一覧から『マイFire TV』を選択
上から2番目、『開発者オプション』内の
『ADBデバッグ』をオンにしておきます。
これでADBが使えるようになりました。次はパソコンと接続するためにIPアドレスを調べます。
次に『マイFire TV』に戻って一番上の『バージョン情報』をクリック
上から2番目、『ネットワーク』内の
IPアドレスを控えておきます。
これで実際の
③実際にスクリーンショットを撮影する。
まずはFire TVとWindowsを接続します。
Windows側で起動したadbLink2の『Ad Hoc IP』に先程控えたFire TVのIPアドレスを入力し『Connect』を選択します。
※撮影できませんでしたが、この時Fire TV側でADB接続を許可するかの選択が出るので許可してください。しないと撮影出来ません。
上手く行けば『Connected devices』にデバイスが表示されます。
この状態で『Screencap』を選択すればFire TVのスクリーンショットが保存されます。
これでFireで遊んでる様子も記録できますね。
✅まとめ
Fire TVでスクリーンショットを撮影する目的は基本的に今回のような記録を書くためなので
Windows環境で撮影から保存までできるのは僕にとってははっきり言ってメリットでこそあれデメリットにはなりえません。
今の所BTマウスをわざわざ接続してサイドロード環境を整えてAndroidアプリでスクショして母艦に転送する方法を整えて…というのはあんまり美しくないかなぁ
しばらくはこの方法でいこうとおもいます。
それでは。
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