ローエンドWindowsマシンの性能

2018/11/13

☑独身の日(11/11)セールがありました


割引率だけだとめっちゃデカくて買っちゃおうかな…?とか思ったんですが
いま所有してるVAIOちゃん(1年前、なぜかソフマップに大量のVAIO Tap11が入荷し値段が爆下がりした時に購入)がi5-4210Y,4GB,128GBモデルペン付きキーボード付き目立つ破損箇所無し液晶色ムラ無しでお値段驚きの22,442円だったことを考えると、ホントに安いのかな…と。

で、実際買わなかったんですけどこの判断はどうだったのか今更になって気になったので性能やら色々調べてみました。

☑中華格安ノートの一例


例えば低価格PCで有名なJumperのパソコン。Banggoodでセールになってて2万円台前半だったのは


これ。通常27,818円がセール時24,341円になっていました。

スペックはCeleron N3450にRAMが6GB、ストレージは64GBのeMMCを搭載しFHD13.3インチディスプレイを備えます。




ちょっと性能を上げてみると旧式ではありますがCoremプロセッサーを搭載したCube Mix Plusなんかがあります。

Core M3-7Y30にRAMが4GB、ストレージは128GBのSSDを搭載しFHD 10.6インチディスプレイを備えます。
これだとタブレット本体のみキーボードなしでセール価格34,426円ですね。



キーボード付きコンバーチブル2in1で同じCoreM搭載機だとTeclastF6Proが54,479→37,555円ですね。



☑VAIO Tap11の性能


前回の投稿で仮想環境にCloudReadyをインストールしたVAIO Tap11。

VAIOちゃんに搭載されているのはi5-4210Y、TDP低めのYプロセッサーなので性能も控えめな上、既に発売から丸5年が経過しているマシンです…(発売は2013年11月)




Haswell世代。2コア4スレッドCPUであるi5-4210Yの性能はPassmark基準で2380。5年経てば当時のミドルハイスペックCPUもローエンドよりちょっとマシ程度。


一応一般的なベンチマークも回してみることに



ドラクエベンチ。条件を変えて3回。正直プレイは厳しい。





Geekbench。シングル2366のマルチ4042は今年発売されたSurface GOに近い値。

このくらいの性能だとWindows8.1上でChromeで10個以上タブ開いたりするのにも難渋します。Chromeの同期機能は便利ですがメインマシン使う前提で拡張機能盛り盛りにした状態だとローエンドマシン使う時こまるんですよねぇ

キーボードの糞さも相まって正直メイン運用は厳しい。
お絵かきソフトもまともに動かないんだからせっかくのペンも宝の持ち腐れ。

この機種を基準に今のローエンド群を見てみましょう。

☑廉価PC群の性能

格安ノート群
まず最近の中華タブに搭載されがちな現行/前世代のモバイル向けCeleronとPentiumのPassmarkがこちら。







サンプルが少ないのでN4100だけ値が変なことになってますが型番からして1800くらいでしょう。最高レベルのPentiumN4200でようやく5年前のミッドハイスペックCPUであるi5-4210Yに追いつくかどうか。まぁ所詮CeleronやPentiumなんでこの程度。

いくら新品だからといって5年前のミッドハイと同じ性能のパソコンを今買うというのはどうかな…特に筐体の仕上がりや耐久などの差はかなり大きいですし。


ちょっとリッチなPC

上記Cube Mix Plus2~3万円のように、格安ノートより全体的にスペックアップしたものに搭載されるのが型落ちになったCore M3-7Y30



これはびっくり。格安ノートの倍近い性能が出てます。i5-4210Yも軽々抜いてる。
しかもこのCoreMならファンレスも可能。格安ノートの値段1.5倍にすれば性能倍になるって凄いですね。これはかなりコスパも良さそう。



名前だけ有名なアイツ

ちなみにSurface GOのPentium 4415Yの性能はPassmark基準で2194なのでi5-4210Yとほぼ同等からやや劣る程度。TDPはCoreMより大きいし…。



GPU性能は別だからといってもこれは酷い。コレをモバイルワークステーションだビジネスマシンだと言っているマイクロソフトにこの言葉の定義を聞いてみたい

うちのVAIOに近い構成の128GB SSD搭載モデルにキーボードカバーとペン付けたら98,528円とかOfficeバンドルしてるにしても誰が買うんだこんなゴミ



参考までに先代Surface3のz8700はPassmark基準で1900


SurfaceGO、米国価格で出るならいざ知らず今の販売体制だとぶっちゃけ当時のSurface3のが魅力的だったぞ


☑中華パソコンを買うなら


絶対的な値段を安く抑えたいのはわかります。保障ないに等しいですし。

ただCeleronとかPentiumはやっぱり手を出しちゃいけないCPUだと思います…なにか単一用途で完全にやること決まってる人以外はあまりオススメできたもんではないですね。

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