【ChromiumOS】CloudReadyインストール方法【ロートルWindowsマシンの再利用】

2018/11/14


本投稿を読む前に…2021年現在はこんな手があります


既製品向けのChromeOSを汎用機向けにする『Brunch framework』を用いてWindowsマシンに公式のChromeOS(Playストア入り)をインストールする方法です。
これでPlayストアにある泥アプリをインストールすることができます。


此処から先は、知的好奇心が勝った方のみどうぞ。

✅イントロ~準備するもの


前回の投稿で仮想環境にインストールしたChromiumOSの一種であるCloudReadyがかなり使いやすそうだったので内部ストレージにインストールして本格的に使ってみました


【本投稿は既存OSを削除します。試す前に必ずバックアップやリカバリディスクなどを作成してください。本投稿を参考に行って生じた全てのトラブルに対して投稿者は一切の責任を負いません】

今回も使うのはCloudReadyです。デュアルブート化も考えましたがめんどくさいのでクリーンインストールすることにしました。


必要なもの
Windowsパソコン(インストールに使うものでも一応大丈夫。今回は別のパソコンを使用)
8GB又は16GBのUSBメモリ(64GBとかでもダメじゃないっぽいけどちゃんと8GBを使用)






✅CloudReady(ChromiumOS)の入手



①Neverwareのホームページからダウンロードページに行ってダウンロードします。


ホームページから行く場合はGET STARTED→GET THE FREE VERSIONでダウンロードページに行けます。




ダウンロードページ中程のStep2に進みます。
WindowsユーザーならインストールUSB作成する必要があるので上の
『DOWNLOAD USB MAKER』をクリックします。



②ダウンロードしたUSBメーカ-でインストール用デバイスを作成します。



起動画面、8GB又は16GBのUSBが必要なこと、20分程度の時間が必要なことが述べられています。大丈夫なら『Next』を選びましょう。


64bitか32bitかを聞いています。かなり古いマシンを使うなど特殊な場合を除いて64bitで大丈夫です。『Next』。


ここでUSBをポートに刺します。USBの中身は全て消えるので消えて困るデータはあらかじめ移しておきましょう。刺したら『Next』です。


自分の刺したUSBメモリが表示されているはずです。間違いなければ『Next』。


ダウンロードが始まりました。使うパソコンと回線にもよりますが5分程度かかります。
何もする必要はありません。待ちましょう。


ダウンロードが終わりUSBにデータをコピーしているフェーズです。大体10分くらい。
ここでも何もする必要はありません。待ちます。


無事インストール用のUSBが完成しました。『Finish』を押して閉じましょう。後はUSBを安全に取り外してください。これで作成用のパソコンのお仕事はおしまい。お疲れ様でした。


✅BIOS設定~起動


①BIOS設定


知ってる人は適当に読み飛ばしてくれればいいのですが、まずは起動するときにWindowsじゃなくてUSBの中のCloudReadyを読み込んでくれるようにBIOSの設定を変更します。


VAIOのBIOSへの入り方は特殊で、まずAssistを押して起動。



レスキューモードが起動しますので、右側の『BIOS設定を起動』を選びます。





必要な設定は2つで、
1.BootタブのBoot ConfigurationのExternal Device BootをEnabledにする。
2.SecurityタブのSecure BootをDisableにする。


設定が終わったらF10を押して保存して、レスキューモードに戻りましょう。


②USBメモリからの起動



次は『USBメモリーやディスクから起動』を選びます。


失敗例。BIOS設定を見直しましょう。(SecurityタブのSecure BootがEnableのままだったケース)


成功例。CloudReadyが立ち上がります。



✅初回起動~インストール


まず最初に『初回起動時に設定した内容は内部ストレージへのインストール時に引き継がれません』



のでぶっちゃけ適当で構いません。CloudReadyはインターネット接続とGoogleアカウント設定が必須なのでそこはする必要がありますが英語のままですすめてもまぁ困りませんし細かい設定とかするだけ無駄なのでインストールだけしましょう。

『Let's go』を選びます。


ネットワークへの接続。『Next』


Googleアカウントへの接続『Next』


ホーム画面に到達。ここから何してもどうせ消えるので『右下のアイコン』を押しましょう


このようなポップがでてくるので『Install CloudReady』を選びます。


インストールするとデータ全部消えるのでバックアップとてくれなどの注意書き。
問題なければ『Install CloudReady』をクリック。


再度データ消えるぞバックアップ取ったんだな1度始まると戻れないぞと警告。
問題なければ『Erase Hard Drive& Install CloudReady』をクリック。


インストールが始まりました。20分くらいかかるかもしれないと書いてありますが自分の環境だと10分足らずでインストールは完了しました。しばらく待ちましょう。


✅2回目起動


初回起動でインストールが終わると自動的に電源がオフになります。再起動はしません。

USBを抜いて電源を入れます。



次はちゃんとセットアップします。


デフォルトで英語になっている入力関係を変更します。
左下の『English(United States)』を選択。


まず言語、キーボードを日本語に変更して『OK』



Wifiへの接続。


個人情報取り扱い規約



Googleアカウントへのサインイン。ここは一回目と同じです。終了するとデスクトップが現れます。
おめでとうございます。これでインストールは完了です。

長くなりましたので使用感などの感想は別投稿でまとめようと思いますが、動作の軽快さや拡張機能の便利さなど、ChromiumOSならではの良さには使い始めてすぐ気付くことができると思います。

この記事を書いている段階で既に2週間ほど使用していますが、今のところ元のWindows8.1に戻す予定はありませんね。そのくらい快適です。

この投稿を読んだ貴方が楽しいChromiumOSライフが送れることを祈っています~

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