Youtubeをぶっ続けで再生して試してみました。

✅レギュレーション

CloudReadyをインストールしたVAIOの方は音量最大、画面の明るさ最高に設定し、Youtubeで適当に作成したプレイリストの動画を全画面で連続再生する。
Bluetooth、キーボードとの無線など、全てON。要は考え得る限り最大に近いバッテリー消費シチュエーション。


比較対象のXperiaTabはVAIO Tapより遙かに液晶が明るく、出せる音量も大きいため、体感で同じになる程度に調整。それぞれ7割、8割程度。AndroidではフルバージョンのChromeが使えないのでここは素直にYoutubeアプリを使用。


再生した動画たちはこれ。https://www.youtube.com/channel/UClSsb_e0HDQ-w7XuwNPgGqQ/videos





このXperiaTabは購入半年で画面ぶち割ったのでバッテリー劣化はほぼ皆無のはず。一方のCloudReadyインストールVAIOは中古で買った上に普通にWindowsでyoutube流すと2時間持たない可哀想な子です

✅一日目

2台のマシンから微妙にずれた匿名ラジオがひたすら流れるのを聞き続けたら頭がおかしくなりそうだったので、ご飯を食べて買い物に行ってきました。

11時半前から14時半まで。ストップウォッチで3時間4分2秒。

結果はこんな感じ。

Androidは46%と半分を少し割り込むくらい。

ChromiumOS(CloudReady)は残り13%とかなりギリギリ。

明るさ音量マックスでYoutube流しまくったにしてはかなり持った印象。

✅参考。Windowsの場合。

やっぱりWindowsの時の様子も知りたかったのでWindowsをインストールしなおしてテスト。

Windows8.1までアップデートを当ててVAIO Updateもすべて適応。

後はChrome以外のソフトインストールもアンインストールもなしですべて初期設定のまま。

テスト中の条件は電力消費が最大になるようにパフォーマンス高にして音量最大輝度最大…のつもりだったのですがなんかWindowsだと微妙に音量が大きくなったので前日のXperiaを基準にして調整して実行。

前日と同じようにお昼くらいに匿名ラジオを流しっぱなしにして2時間半後に帰ってきたら電源が落ちてましたorz

ここまで持たないとはなぁ…

✅まとめ。

以前分解した時に確認したのですが、

一方のXperiaTabの電圧は不明ですが6000mAh。

一見XperiaTabのが大容量に見えますが、仮によくあるスマホ内蔵リチウムイオン電池のように3.7VだとするとmWhに換算した時のバッテリー容量はVAIOTapのが3割程度大きめです。

計算はあれです、A × V ＝ W(オームの法則)ってやつです。

XperiaTabはVAIOTap×CloudReadyより純粋に1.5倍程度持つ。バッテリーの容量差を考えれば2倍近く電力効率が良さそう。

ただ同一端末にCloudready搭載した場合、CloudReadyはWindowsの1.5倍程度バッテリーが持つ…という結果になりました。

ただWindows-CloudReady間では体感でこんなに差はでないです
というのも実際はWindows使用時にはバックグラウンドプロセスの削減やら不要なソフトのアンインストール、そしてそもそも(ファンがあまりにうるさく回るので)パフォーマンス最大設定で使用することが稀だからです。

普段きちっとWindows側の設定を殺して使っている場合は精々2~3割のバッテリー延長になると思います。(まぁそれでも大きな差ですが)

あくまでハード的に旧式の端末であることから、OSを換えただけでびっくりするくらい稼働時間が延びる！ということはなさそうです。

それでもディスプレイやスピーカーと言ったどうしようもない部分がある中、ソフトウェア側の変化だけで3割稼働時間延長！というのは個人的にかなりすごいことだと思いますけどね。