Blade Stelthの充電規格について

2017/03/10



✅ねんがんの Type-C対応パソコンをてに入れたぞ!


年がバレますね。

以前の記事(モバイルマシンに対する不満その1)でも充電端子の規格がいろいろ乱立してることに対する不満を書きましたが、ついにこれに対する解決策の一つであるType-C搭載のパソコンを手に入れました!

いろいろやってみたいことがあったので結果メモです。


✅純正充電器の仕様


まず写真です。



読んでいただければわかりますが、Razer Blade Stealthの充電器の仕様は
「20V 2.25Aで45W」ということになります。

スマホと同じUSB Type-C端子を採用していますがその充電規格は全然違います。

というのもスマホ用充電器の多くはUSB Standard-A(所謂普通のUSB)→Type-Cの形での充電になり、このType-Aというのが古い規格で大電流を流せないあたりが原因です。
(ケーブルの充電能力は給電能力の低い方に依存します)

これを解消するための技術にQuickChargeやPowerIQがありますがこの辺は主にスマホ用なんでいつかちゃんと調べます。




✅USB Type-C Power Delivery


大容量の電気を流すための技術です。

そもそもUSB(というかUSBポート)で規定される電力ってのはとても小さいので充電にはとても足りません。

僕の持っている最も新しい充電器(Anker PowerPort+ 3)を見てみると…




一番上のQualcommのQuickCharge3.0対応ポートでは

3.6~6.5Vの時2.4A→最大15.6W
6.5~9Vの時2A→最大18W
9~12Vの時1.5A→最大18W


下二つのPowerIQ対応ポートでは
一つのポートあたり5Vで2.4Aまで→12W

Razer Blade Stealthの純正充電器が45Wであることを考えると、正直全然足りません。

QualcommのSnapdragonを搭載している機種ではないため、これで充電しようとすると自動的にPowerIQでの充電になり、最大12W。せいぜい1/4の給電量しか確保できません。

もちろんそれでもパワーオフの状態なら充電されるでしょうが、使用中に何十Wかは消費にまわることを考えると使用しながらの充電は現実的ではありません。


で、パソコン向けにもっと大きな電気を流せるような充電器が存在します。
たとえばこちら。


Anker PowerPort+ 5です。
PowerIQの方はおいておいて、これにはUSB PDポートが搭載されています。

USB PD出力 :
5V == 3A→15W
9V == 3A→18W
15V == 2A→30W
20V == 1.5A→30W

となっています。この切り替えがデジタルで行われているのかアナログで行われるのかは不明ですが、おそらくRazer Blade Stealthでは30Wでの充電になるでしょう。

V,A,W全てで純正充電器よりも低い値なのでこの値で動作する分には破損の心配は少なそうです。

そして純正充電器ほどではありませんが、スマホ向け充電器よりも大幅に流せる電流が大きいため、これなら実用に耐えうるでしょうね。

実際この充電器はMacbook他の充電ができるということで売れているようなところあるので。


✅PowerPort5


買おうと思います。

出先で全ての端末を充電できるようにするのが最終目標なので、まず手始めにPowerPort5を買おうと思います。
あとは充電端子をType-Cに統一するためにスマホもそろそろ変えなきゃいけないかなーって思ってたりもします(>_<)

ではでは。

コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

当ブログの内容は端末の文鎮化を引き起こす可能性を伴う危険なものを含み、投稿主は施行の推奨を致しません。

また、このブログコメント欄、Twitter等で問い合わせ頂いても詳細な内容を記載/返答する予定はございません。
自分で調べる。自己責任。転んでも自分で起きる。ことが出来ない方はコメント前にブラウザバックを推奨いたします。