【日記】格安simは本当に安いのか【2019/03/28】

2019/03/28

✅新年度を迎える前に


契約を見直した案件について

自分の条件としては

・NTT東西をまたぐ引っ越しを行う
・2年後にまた引っ越すことが確定している
・自宅の光回線、および携帯回線について見直す


この3つ。検討開始時点(まだ大学の近くに住んでいる時)の支払い状況はこちらです。

IIJmioファミリーシェアプラン(12GB)3520円/月
+フレッツ光4,698円/月
+プロバイダ1100円/月
9318円/月+通話料

統計なんかを見ていると比較的安い方だと思います。少なくともスマホ料金に1万円弱もかけてはいませんね。
ただしそこそこスマホもパソコンも使う現代人なので契約容量は大きめ、容量大きなプランでコスパがいい(価格容量比)と言われるIIJmioのファミリーシェアプランを音声通話機能付きで契約し、自宅回線は6年前のマンション入居時に契約したフレッツ光、4年時にIPv6対応のものに変更したプロバイダを契約しておりました。

✅結論から


docomo統一
docomo withウルトラデータパック(20GB)6350円/月
+docomo光4320-1620
9,050円/月+通話料

docomo統一前は9318円/月+通話料だったので、むしろdocomoに統一したことで安くなったんですよね。docomoは高いとはなんだったのか。

契約を変えて最も変化したのはやはりスピードです。契約してすぐdocomoになったsimとまだ契約残ってるIIJmioのスピードを比較してみたスクショがこちら。
 

(docomo×note8 , IIJmio×mi mix 2s)
docomoは実に30倍のスピードが出ていますね。昼や夕方の混み合う時間でもYoutubeやSpotifyが止まることもありません。Twitterの画像読み込みも常に快適。通信容量も20GBと余裕が出たので全く気にする必要がありません。

✅いやいや実際もっと月額料金を安くする方法があるんでしょ?


A:あります。ただ自分のケースでは得にならないため選びませんでした。
docomoが安いと言ったってもっと安くする方法がないわけではないのです。似たような内容で契約するという条件の下、『月額料金を』最高に安くするには格安sim×光コラボ。
一例として僕が元契約していたIIJmioで統一してみましょう。



IIJmioホームページの画像です。

5920円/月!これは安い!月3000円!

年36000円も違うなら多少のことは我慢できる!と思うじゃないですか。でもね。そんなわけないんですよ。

①税抜き表示

まずこれ。格安simは結構な割合で見た目のインパクトを出すために税抜き表示をしています。実際は1割弱割高な値段になるんですね。ちなみにdocomoの料金シュミレーターは税込み表示です。

②電話回線有の契約でないモデルケース

まさにこれなんですけど、この画像、データ専用simの値段です。通話できません。通話するには別途700円(当然税抜き)がかかります。

③IPv6接続は別料金

右下にかいてあるIPoEオプションのことですね。最新のIPv6接続を行うためにオプション料金800円(当たり前ですが税抜き)がかかります。
IPv4接続では正直遅すぎてお話にならないご時世ですので入らない選択肢はあり得ません。というか入らないなら光回線にする意味から揺らいできます。
ちなみに2019年時点でdocomoのプロバイダは全てデフォルトでIPv6通信に対応しています。無料。

この3つを計算に入れて実際に支払う金額を計算すると
IIJmioファミリーシェアプラン(12GB,音声通話)3520円/月
+IIJmioひかり4,277円/月
+IPoEオプション864円/月
-mio割648円/月
→8013円/月+通話料


月額9050円のdocomoより1000円ちょい安いですね。通信容量は月20GB→12GBに減ってしまっていますし、回線速度も概ね1/10未満ですが月1000円。年間12000円も安いなら…と考えることができます…が。



✅結局2年間住んだらどうなるの


これですよ。ゼロから契約をすすめると、事務手数料や工事費用がかかってきます。

そこも計算に入れましょう。僕は2年間しか次の部屋に住めないんで、次に契約の見直しをするであろう2年後までの計算です。

docomo統一
docomo withウルトラデータパック(20GB)6350円/月
+docomo光4320-1620
→9,050円/月+通話料
事務手数料6000(3000×2)
工事料金無料、さらにdポイント3000ポイント、0円で貰えたiPhone6s売却益が18000円
2年間の総支払額:202200+通話料

こまかいところですがクレカのポイント以外にdポイントが1%貯まるので実質20万+通話料くらいですね。


格安sim×光コラボ。IIJmioで統一した場合
IIJmioファミリーシェアプラン(12GB)3520円/月
+IIJmioひかり4,277円/月
+IPoEオプション864円/月
-mio割648円/月
→8013円/月+通話料
工事料金15000、初期費用800、sim発行料無料キャンペーン中
2年間の総支払い額:208112+通話料

はい。見事に逆転しております。今ちょうどdocomoが工事料無料キャンペーンやってるから逆転したんじゃないかと思われるでしょうが、『docomoならどこかしらで大体いつでもやってます』。

このように僕のように引っ越しがかなり多い場合、docomoのが品質のみならず料金面でも上回ってしまいます。

今回僕はめんどくさがってiPhone6sの一括0円案件で妥協しましたが、もう少し詳しかったりするひとはiPhone7の一括0円案件狙いでもう1万~1万5000円くらいdocomoの料金を(売却益が増加する分)下げることができるでしょうね。


✅まとめ


ここに書いてないデメリットもいろいろあるんですよ。

docomoは転出の際の違約金発生しない期間が3ヶ月しかないとか、IIJmioはMNPするときに番号発行まで数日待たされるとか、通常なら格安simのsim発行料は3000円程度かかるとかね。

でも個人的に格安simという言葉が世間に知れ渡り、きちんと調べることができれば同等以上の条件で3大キャリアと契約できるようになっていることを多くの人に知ってもらいたい。

個人的に格安simは最小パッケージで安い端末を使う人でなければあまりお得になることはできないのではないかと思っています。







おまけ。
自分の考えとしては分離プランやdocomo withといった施策を打ち出させた時点で格安simの役目は終わったと見ています…

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