app用パスワードを用いたicloud mailの設定方法(Android,gmailアプリなどでiCloud mailを使う)
☑はじめに
以前の記事でAndroid端末でicloud mailが設定できなくなったことを書いたので具体的な設定方法についてここでまとめておきます。
そもそも今回の問題はサードパーティ製のアプリでAppleのサービスを使用する場合に
今までは
「アカウントのメールアドレス」+「アカウントのパスワード」で利用できていたのを
これからは
「アカウントのメールアドレス」+「アプリ用に生成したパスワード」で管理するようになった
ことによるものです。このアプリ用パスワードはいつでも変更、削除が可能で、アカウントの管理画面でアプリに対して集中管理が出来るようになったという感じですかね。
☑App用パスワードを生成する
Apple端末はiPhone5s、Android端末はXpeira XZsを使用して設定を行いました。一応iPhoneを引っ張り出しましたが結論から言えばiPhoneは必須ではありません。(そらiPhoneユーザーじゃなくなったらAppleのサービス全部使えなくなるとかやったら企業としてアレですし…)なのでPCでもAndroid端末でも同様の設定が出来ると思います。
ただ既にiPhoneを手放してしまってる人はちょっと認証の方法が違うのでこちらをご覧ください。
ではまずSafariを開いて
ここ→https://appleid.apple.com/#!&page=signin
にアクセスしましょう。
こんな画面が出てきましたね?そしたら今までのようにAppleIDとパスワードでログインします。
打ち込んだらこのような画面が出てくると思います(出てこない人はそのまま進んでください)、今回は自分でログインしようと思ってるので「許可する」を選びましょう。
「許可する」を選んだことでAppleID確認コード(6桁)が発行されます。これを覚えて後ろに見えている入力欄に打ち込んでやります。
無事ログイン出来ました。管理画面より「セキュリティ」を選びます。
自分の情報がずらっと並んで…下の方に「App用パスワード」、そして「パスワードを生成」という項目が出てきたと思います。ここで「パスワードを生成」を選びます。
「このパスワードのラベルを入力」と出てきます。これはこのパスワードを何に使うかを書いておくことで後で管理を楽にするものです。今回はXpeiaで使うパスワードなので「Xperia」としましたが、お好きに「mail」とか「Galaxy」とか付ければいいと思います。
App用パスワード(英字16文字)が生成されました!これからApple製以外のアプリでサービスを受けるためにはこれを使います。
☑Android端末側の設定を行う。
ここからは非Appleなアプリを動かす端末側の操作になります。今回はXperia で gmailを使って設定してみます。さて、まずgmailを開いて左端からスワイプ。この画面を出します。
現在登録されているメールアドレスなどの下に、「アカウントを追加」があるのでこれをタップします。
メールのセットアップ画面が出てきました。iCloud mailは選択肢にないので「その他」を選びましょう。
→
ここからはそう迷うことはありません、自分のiCloud mailのアドレスを打ち込んで…
iCloudのパスワードではなく、先に作った「App用パスワード」を入力します。
あとは通知や同期の間隔、名前を設定してあげると…
無事gmailアプリにiCloud mailが追加されました!
これでgmailと同じインターフェース、同じ操作感でicloud mailを一括管理することができるようになりました。
☑最後に
今回のセキュリティ強化、ユーザーにとっては歓迎すべきことです。
ただこのことに関してあまり情報がヒットしなかったのでiPhoneユーザーは大抵純正のメーラーを使い続けているために気付きにくく、自分のようにiPhoneが嫌で泥端末に移ってサービスが使えない!って人は結構少ないのかなーって思いました。
需要は少ないかもしれませんが誰かにこの備忘録が役に立てばとても嬉しいですね。では。
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