長期使用-mi mix 2s コスパが良いとされる端末に抱いた不満点-

2019/01/12

✅いんとろ

購入してから丸2ヶ月。mi mix 2sに抱いた不満点を書きためたので公開。

✅だめなところばっかりじゃ不公平

不満点だけだと不公平なので、スペックシート等からはわからないメリットも書きます。
※スペックシート等に載っていること(SoCの性能がいいとかRAMが多いとか充電仕様とかコスパがどうとか)は基本的に記載しません。

・指紋認証の速度と精度が鬼。

今まで使ったどの端末より速いです。ここまで速いと顔認証、虹彩認証なんかを使う気になれません。


・ボタンの押し心地がかなり良好。

カチっと感を好む人向き。ストロークは結構深めなので押した感がしっかり得られるいい建て付け。

・使っているレンズがgood

レンズ自体がいい(SONY IMX 363)ためサードパーティーのカメラアプリでもそれなりの画が撮れる(デュアルカメラは使えないけど)

・純正ケースの出来がいい


寸法ピッタリなのは当然。ボタンの押し心地を損ねないのが一番。
そして薄く滑りにくい素材。本体はやたら滑るのでこれは重要。

・保護フィルムとの相性がいい(ガラスフィルムとは微妙)

端を中途半端に曲げていないので全面を綺麗に覆うことが可能。ただじ全面を覆えるが故にケースとの干渉が生じやすく端が欠けやすいというデメリットにも。

・HDRの処理が優秀。



純正スキャナーアプリを使用して撮ったWindowsの初期セットアップの画面、これスクショじゃないという。
びっくりするくらい綺麗に画面を撮れていて、スクリーンショットが撮れない起動時やリカバリ中を撮影したい時などに重宝。

✅この辺でコストカットしてるのかな

メリットと同様、スペックシート等に載っていること(イヤホンジャックがないとかインカメの位置とかおサイフケータイ対応しないとか)は基本的に記載しません。

・タスク表示したときのアプリプレビューがおかしい

再現性がないため仕様というより不具合なのかもしれないが、タスク一覧で表示した時のプレビューが『少し前』に表示していたものになる不具合がある。

例1:firefoxでサイトA→サイトB→サイトCと見た後でホームに戻り、タスクのプレビューを見るとサイトBが開かれたプレビューになる。

例2:カメラアプリで前菜→主菜→デザートと写真を撮った後でホームに戻り、タスクのプレビューを見ると主菜を撮っている時のプレビューになる。

・タスクキル時の挙動が不満

タスク一覧からタスクキルを行う際、ホームからタスク一覧を出してキルすると全てのアプリを閉じることが出来るが、アプリを開いた状態からタスク一覧を出してキルすると開いていたアプリはタスクキルされず、キル後にアプリに戻る。

純粋なAndroidの挙動は前に開いていたアプリに関わらず全てのアプリを閉じることができるというものなので、どうしてここに手を加えてしまったのかわからない。

・バッテリーセーバーがオフにできない。



バッテリーセーバーが常時オンになっていて下記の不具合を引き起こす。しかもこれがオフにできない。これがかなりイライラするポイント。

・省電力設定、やり過ぎ。

上記のオフにできないバッテリーセーバー、バックグラウンドで動くアプリをほぼ完全に殺すことでバッテリー持ちを良くしているため、バックグラウンドで同期やバックアップなどをとるようなアプリを使用していると自動化が上手くいかずかなりイライラします。



画像のようにDropsyncをアクティブに設定しているにもかかわらず実際にはバックグラウンドでの同期が行われません。所有する全Android端末およびWindows端末で同一データを扱うためにバックグラウンドでの同期機能が個人的に必須なのでこれがかなり使い勝手を悪くしてしまっている。

・BTコーデックの選択リストにAACがあるにも関わらず実際にはAACに対応しない

前投稿でも触れたように、開発者オプションにAACがあるにもかかわずAACは選択できません。手持ちのnote8がその辺もきっちり選択できるものだけ表示するようにプログラミングされているため、詰めの甘さを感じるところ。

・Playプロテクトの認証が通っていない




これはXiaomiというメーカーに共通する問題。MIUIは厳密にはAndroidフォークに相当するもので、この類いのものに対してGoogleはサービスを停止する方針であることは去年から言われていること。

流石に実際のブロックに踏み切られるのはまだ先だと信じていますし、Xiaomiも中国市場以外でGoogleサービスの使えない端末が売れるとは思わないでしょうから、ちゃんと対応してくれることを信じるのみ。

・対応しないアプリがそれなりにある

Playプロテクト認証と関係するのでしょうか。一部アプリが動きません。一番問題になっているのはFGO。

せっかくの高性能端末なのに高性能を要求するアプリが使えないという。XperiaやGalaxyを使っている分には動かないアプリに出会う方が難しいので、こういった相性問題に悩まされるのは中華端末の辛いところ。

・MIUI公式ホーム以外ではデュアルアプリの挙動が不安定。

デュアルアプリの増やした側のアイコンは基本的にまともに動作しないと考えていいですね。そして内部的には同じものなのでデュアル側のアイコンだけ非表示にすることは不可能です。(元アプリも非表示になってしまうため。)

・イヤホンつないでも音質が残念&スピーカーの音がかなり残念

ステレオスピーカーだったはずなんですけどね。ほぼほぼモノラルです。イヤホンつないでもはっきり音が悪いのがわかるのでアンプがあまり良くないのか、それともType-C経由なのが問題なのか。

・マイクもちょっと性能がよろしくない

これ、結構友人から不評。

あと行きつけの美容室の受付さんからも『声わからなくて誰かと思った』って言われる始末。ものすごいこもって聞こえるらしい。

・筐体がめちゃくちゃ滑る

高級感があるのはいいが今まで使った端末のなかでダントツで滑る。落とすのが怖すぎて裸で使えない。

・AIカメラの判定は微妙。そしてAIカメラが使えない時の純正カメラアプリの出来はもっと微妙

外食中に料理を撮ろうとして実際に料理だと判定してくれるのは大体半分。弁当系はほぼ無理。そしてこれは最近のカメラUI全体に言えることだがオートモードではほぼ自分でどうこうできる余地がないためAIがだめだと写真を自分でどうこうするのが難しい。

✅おまけ:Samsungの凄さ

いろいろ使っていてデュアルカメラの挙動を試したことで、Samsungの凄さに気づきました。Galaxy note8のデュアルカメラですが、望遠側のレンズが隠された状態でズームすると、光学ではなくデジタルズームに自動で切り替わります。

最初は望遠レンズが上手く動作していないのかと思ったのですが、レンズを隠しているのを検出すると切り替えしないようにプログラムされているようです。

2倍以上のズームで切り替えを先に起こした後でレンズを指で隠したらちゃんと指が写るため、中華スマホにありがちな実は2つ目のレンズ全然使ってませんパターンではありません。ユーザーが意識しないところで行われているこのような工夫に世界一のスマートフォンメーカーであるSamsungのこだわりが見えたような気がします。

コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

当ブログの内容は端末の文鎮化を引き起こす可能性を伴う危険なものを含み、投稿主は施行の推奨を致しません。

また、このブログコメント欄、Twitter等で問い合わせ頂いても詳細な内容を記載/返答する予定はございません。
自分で調べる。自己責任。転んでも自分で起きる。ことが出来ない方はコメント前にブラウザバックを推奨いたします。