iPhone17 256GB【購入・実機】
IPhone 14の二年縛りの返却期間が来たので、新しくiPhone 17を購入しました。
MNP乗り換えによる割引と、前の端末(iPhone12)の下取りによって、安く購入することができたので実機を見ていこうと思います。
✅️ファーストインプレ
ドコモオンラインショップでお馴染みのシンプルな梱包箱。
iPhone 14の箱と比較すると、ほんの少しだけ縦長になっていますが、厚みやサイズ感はほぼ共通です。
iPhone 17本体と明細書、そして新しくなったUSB-Cケーブル。
USB-Cケーブルの質感
iPhone 15シリーズからUSB-Cに移行しました。
Lightning端子を完全に排除でき、ケーブル1本で全てのデバイスが完結するのは嬉しい。
そして、今回初のType-CなiPhoneを購入したわけですが、Type-C to Cケーブルは質感がこれまでのLightningケーブルと違いました。
表面が編み込み素材のようなデザインになっており、これまでのビニール製ケーブルよりも断線に強そうな、魅力的な作りになっています。
iPhone 14と比較してまず目に付くのは、カメラユニットのデザインです。
iPhone 13から続いていた斜め配置が廃止され、iPhone 12以前のような「縦並び」のシンプルな配置に戻りました。見た目がスッキリして好みです。
さらにハードウェア面での大きな変更点が2つあります。
アクションボタン: 従来のサイレントスイッチに代わって搭載。マナーモードの切り替えだけでなく、ショートカットの起動など自由に割り当て可能です。
カメラコントロールボタン: 本体右側面に新設された物理ボタン。カメラの起動やズーム、シャッター操作が直感的に行えます。
サイズ感については、iPhone 12/14がほぼ同サイズだったのに対し、iPhone 17は数ミリですがわずかに大型化しています。
✅️使用感
・良かった点
到着から1ヶ月弱使ってみた感想ですが、iPhone 14で稀に感じていた動作の引っ掛かりが一切なくなり、A19チップのパワーを感じることができます。普段使いにおいてこれほど快適であれば、ストレスを感じることはまずないでしょう。
性能面以外で最初に感じた良い点は、アクションボタン便利だなでもカメラコントールボタン便利だなでもなく、画面です。ベゼルの細さ。
iPhone 14まではフラッグシップモデルとしてはベゼルがやや太く、野暮ったい印象がありましたが、17ではかなりベゼルが細くなりました。
同じ本体サイズでも表示領域が広く感じられ、没入感が劇的に向上しています。
また、ノッチ(切り欠き)が「Dynamic Island」へ変更されたことで、通知の受け取り方もよりスマートに、見た目も美しくなりました。
これらの変化は実用面で確実に使い勝手を向上させるものであり、非常に便利だと思いました。先に飛ファーストインプレッションで述べた端子がライトニングからtype Cに変わった事と、この画面の進化がiPhone 17で最も便利だな。変わったな。という風に感じるところでした。
・ 微妙だった点
『物理SIMスロットの廃止』です。
先代までは物理SIMとeSIMのデュアル仕様でしたが、17からはeSIM専用機となりました。物理カードを差し替えて即通信、という使い方ができない点はデメリットです。
iPhone同士であれば「eSIMクイック転送」が使え、実際にドコモのeSIMを転送してみましたが、キャリア側の再発行手続きをバックグラウンドで行ってくれるため、非常にスムーズに移行できました。
ただし、Android(Pixel等)とiPhone間のeSIM転送は、現時点で国内キャリアが対応していないため注意が必要です。 IPhoneだけを使っている方は問題ないですが、Androidなどの別の端末での使用、またはSurfaceなど物理SIMに対応したラップトップPCやタブレットPCを利用する人が入れ替えて利用したいというケースでは、手間が増えてしまうことになります。
この辺りのメーカー/OSを跨いだ連携は、今後のアップデートに期待したいところです。
全体通して、やはりiPhoneはiPhoneだなという感想でした。
安心して、安定して使えるというメリットはあるものの、進化を感じるというところまでは至りませんでした。細かいところで言えば。カメラの進化や,(すでにAppleはAIで遅れをとっており、前面に出されなくなって来ていますが)Appleインテリジェンスなども魅力的な点なのかもしれませんが…3世代分の進化を感じることができませんでした。
好意的な見方をすれば、iPhoneがOSアップデートを旧端末にも提供していることで、ソフトウェア的な意味での進化というのは、旧世代の端末を使っていても感じることができる。と解釈することもできるのかもしれません。
OneUI(Samsung Galaxy)だって過去の機種にもアップデート展開していて、2年くらいじゃ買い替えのタイミングでソフトウェア的な進化は感じないですし。
しかし変化については上記のように解釈しても客観的に見たときにソフトウェア、特にAIについては遅れている感じは否めませんでした。
少なくとも現行のAndroidに比べてOSレベルでの統合や、様々なアプリから、画面からシームレスにAIに繋ぐという点に関しては連携が弱く進化を感じることはあまりありませんでした。
出来が悪くても、とりあえずWindowsやMicrosoft Office にAI(Copilot)をぶち込んでごり押しするMicrosoftを多少なり見習ってほしいです。(あれはあれでつかいにくいですが)
✅まとめ
もしこの端末を定価(約15万円)で買う必要があったなら、見送っていたと思います。
MNPと下取りを活用して6〜7万円台で手に入る、レンタルで2年実質負担が1万円未満、などを前提にすれば、アリかなぁ…といった出来です。
それでは、また!
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