Google Pixel8ファーストインプレッション【実機】
✅️購入理由
「Pixel 8が欲しかったから」ではありません。
最大の理由は、生活エリアにおけるドコモの通信品質があまりにも酷くなっていることです。
特に首都圏(東京・神奈川エリア)にお住まいの方なら共感していただけると思いますが、駅のホームや人通りの多い場所では、アンテナが立っていても全く通信ができない「パケ詰まり」が頻発します。移動中の仕事やSNSチェックに支障が出るレベルで、5Gに繋がっていても決して速いわけではないのが現状です。
このストレスを解消するため、評判の良いau系ブランドへの乗り換えを試みました。
✅️乗り換えついでにPixel 8を19800円で手に入れる
乗り換え先として「povo」も検討しましたが、
乗り換えインセンティブの弱さがネックとなり、今回は「UQモバイル」を選択しました。
窓口はゲオモバイル。事務手数料として3,000円強かかりましたが、乗り換え特典をフル活用することで、新品のPixel 8が税込19,800円という破格で手に入りました。
一時期よりも旨味が薄くなったとは言え、いまだにmnp乗り換えに対するインセンティブは強烈です。インセンティブのない乗り換えはしたくないと感じてしまいますね。
✅️Pixel 8 開封&ファーストインプレッション
早速、届いた端末を見ていきましょう。
二次流通品のシール
箱には「二次流通品」という見慣れないシールが貼ってありました。どこかの在庫が横流しされたものかもしれませんが、中身は完全に新品そのもの。シールがなければ気づかないと思います。
内容物: 本体、説明書、USB-C to Cケーブル、C to A変換端子
背面デザインはPixel 7シリーズから続く「カメラバー」が特徴的で、難点として机に置いた際にガタガタします。ケースをつけてもカメラバーを保護する形状になるため、GalaxyやiPhoneのように背面をフラットにできないのが惜しい。
右側面に電源ボタン(上)と音量ボタン(下)Galaxyとは上下逆の配置です。
左側面に物理SIMスロット(シングル)+eSIMのデュアル対応。
✅️使用感
まず良いな、と思えたのはベゼルの細さ。
同世代のiPhone 14や15シリーズと比較しても、Pixel 8は同等以上にベゼルが細く仕上げられています。この没入感の高さは魅力的で、特にPixelの廉価シリーズであるaシリーズにはない魅力です。Pixel8aはもちろん、現行のPixel9aのベゼルもかなり太いので…
画面は6.2インチ有機EL、非常に鮮やかで画面品質は極めて高いです。
指紋認証は光学式。画面内指紋センサーの反応自体は良好です。
認証速度はやはり超音波式(Galaxy)よりも光学式が上です。
ただし、Galaxyのような超音波式と異なり、画面が完全にオフの状態では反応しません。
画面をタップしてオンにする→指紋を当てる という2アクションが必要になります。
場所を体で覚えていて、そこに手を当てれば最初の起動画面を経ずにホーム画面へと移行できるGalaxyを使い慣れているとワンテンポ遅れる感覚があり、少しストレスを感じるかもしれません。
・Google Tensor G3の課題:発熱と性能
独自チップ「Tensor G3」についてですが、正直なところ世代を経ても性能向上が劇的ではありません。
処理能力はミドルハイ程度。ゲーミング性能や純粋な処理能力は控えめです。にもかかわらず負荷がかかるとかなり熱くなります。薄めのケース(今回はエレコム製を使用)を使っていると、その熱がダイレクトに伝わってくるのが不満。
また未だにアプリ相性はあるようで、 私が愛用している自動化ツール「クリックアシスタント」など、特定のアプリで動作が不安定になることがありました。Qualcommを使っていれば基本的に困ることがない相性問題に悩まされるのはイケてないですね。
・ホームアプリ(Pixel Launcher)の不便さ
標準の「Pixelランチャー」はシンプルで良い反面、アプリ一覧画面でのフォルダ分けや並べ替えが一切できません。 GalaxyやXperiaでは当たり前にできるカスタマイズが制限されている点は、使いにくさを感じる要因です。
・カメラ品質
流石のPixel、高画素・高画質な写真が撮れます。しかし、色味には癖があります。
iPhoneやGalaxyと比較して、「輪郭を強調しすぎる」ような不自然な画像処理を感じます。
編集ソフトにおける、シャープネス強めな感じ。
高精細に感じることにつながるこのあたりは個人の好みが分かれる部分でしょう。
✅️まとめ
約2万円なら文句なしの「買い」で良いです。もし手持ち端末が限界なら49800円程度までなら十分に出す価値がある完成度です。
Pixelシリーズは(Galaxyも追随していますが)サポート期間が長く、 7年間のアップデート保証(OS、セキュリティ、Feature Drops)があるため、今からでもソフトウェア的には5年アップデートが保証されており長く使えます。
もし定価(10万円弱)で買ったとしたら、発熱や指紋認証の仕様、ランチャーの使いにくさに満足できなかったかもしれませんが…19800円でそこそこの風呂用端末が手に入ったので満足です。
それでは。
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