【実機】Xiaomi Redmi Buds 4 Lite(イヤホン新調大失敗)
先に結論を書いておくと
Galaxy buds LIVE に対して全く優位性がない。
正直買ったことを後悔している
✅️Galaxy Buds LIVE代替機探しの旅
Buds LIVE ボロボロになってきて買い換えたいなという思いがありながらも、オープンイヤー型でノイズキャンセリングを搭載したイヤホンは少ない。
そんな中オープンイヤー型でノイズキャンセリングと書かれた、しかも安価なイヤホンを見つけてしまいました。
それが今回購入したXiaomi の完全ワイヤレスイヤホンRedmi Buds 4 Liteです。
Amazon:シャオミ(Xiaomi) 完全ワイヤレスイヤホン Redmi Buds 4 Lite AI ノイズキャンセリング 低遅延モード Bluetooth5.2対応 セミインイヤーデザイン IP54 防塵 防水 軽量 仕事/通学/通勤 ホワイト
✅️大いなる勘違い
Redmi Buds 4 Lite というより Xiaomiの完全ワイヤレスイヤホンにおける
ノイズキャンセリング機能という表記は
いわゆるアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)ではありません
これは説明書完全読んでない僕が悪いのですが…
Xiaomiのイヤホンは『通話時のマイク集音時にノイズを減らすこと』をノイズキャンセリングと記載するんですね
僕は外部の雑音に対して反対の位相の音波をぶつけることによって外からの雑音を軽減するというのが昨今のイヤホンにおけるノイズキャンセリング機能と思い込んでいました。(正確に言えばアクティブノイズキャンセリング機能)
でもXiaomiの定義では違う。これはよく読まないといけなかった。
Xiaomiだしアクティブノイズキャンセリング機能が2000円台3000円台のイヤホンに搭載されてもおかしくないと思い込んでしまった。
✅️使用感
非常に簡素な箱に入って到着しました。中身は
イヤホンケース および 本体
更に非常に短いA to C ケーブル そして簡単な説明書です
このケーブルの長さが短いというのにコストカットの後が見られますね
ケースは非常に安っぽい見た目でプラスチック感が強いです。
また重さも非常に軽いものでした。全体通して高級感は皆無です。
開けてみるとこのような感じ
特筆すべきところはない…と言いたいところなんですが
このイヤホンかなり取りづらいです
見た目でわからないところになりますが、本体にとっかかりになるような部分がないんですね
Galaxy buds LIVE のケースを並べたところ
やはり高級感でもかなり差があるはもちろん、これを見ると取りにくさの原因は本体が飛び出ている高さが少ないせいかもしれません
そして気になったのが2つ
まずは蓋の開口度合いです Galaxy buds LIVE の場合は100~110の程度まで蓋を開けることができるのですが
今回の Xiaomi のイヤホンのケースは90度すら開くことができません
ここで大きく開かないこともイヤホンの取りにくさに繋がっているように思います
そしてケースの方でもう1つ気になったのが
この開口する場合に指を引っ掛ける部分。
お世辞にも引っかかりやすいとは言えない上、工作精度が甘いのか角が立っています
やはり安物だなという感じの部分ですね
ワイヤレスイヤホン本体の形状は初代AirPodsの耳うどん型。
耳への装着感は昔々iPhoneに付属していた有線イヤホンとそっくり
耳からいつポロっとこぼれ落ちないか不安になるレベルです
一応国内正規品なのでケースには技適などの内容が書かれています
ケースはQi充電に対応しないので
有線(Type-C)での充電が必要です。
✅️音質面
音の密度は低く、高温がシャカシャカするような感じで低音は全く出ていません。
中音域に関しても密度が低く、やたら刺さる高音だけが印象的でした
女性ボーカルの曲などをこれで聞くことはできればご遠慮願いたいところです。
これまでGalaxy製品や AppleのAirPodsシリーズを使っていた方ならば耳に当てて音楽を鳴らし始めて数秒も経つことなくその音質の違いに気づくことができるでしょう
はっきり言って安物の音です。
有線イヤホンであればヤマダ電機でワゴンに入れられて投げ売りされている500円の有線イヤホンの音よりも音が悪いため音楽を聴くという用途では全くおすすめすることができません。
またBluetoothイヤホンらしく専用アプリがないので細かく音質などの調整をすることもできません。
✅️その他
問題点がたくさんいくつかありました
①ペアリングモードが存在しない
アホかと。
たいていケースにペアリングモード用のボタンがあったり、両耳のタッチセンサー長押しとかでペアリングモードに入れるのですが、このポンコツペアリングモードに入るコマンドがありません。
接続がなくなったらペアリングモード というストロングスタイルです。
別の機器に接続したかったら今つながってる機器を取り出して手動で切れというわけで、こんな仕様初めてです。
2010年代の黎明期ならわかる。でも今2024年ですからね?
②耳から外したときの自動再生停止機能が存在しない
バカかと。
こんなん廉価品でも普通についてますからね。
耳から外してもずっと鳴りっぱなしです。
③ケースに戻したときの自動再生停止・自動切断が不安定
勘弁してほしい。
こちらはケースの方の不具合です
③-1:ケースに収納しても(蓋を閉めても)再生が停止されない
→ケースの中で鳴りっぱなし→周りの人が『何か鳴ってね?』となる
③-2:ケースに収納して再生が停止されてもBT接続が解除されない
→知らず知らずのうちにバッテリー消耗して死
③-3:ケースに収納し再生停止されBTが一度切れても不定期に接続が復活しケース内で鳴り始める
→このイヤホンで音を鳴らしたくない場合でも勝手に復活→音声出力先切り替わる→不快
この3パターンです
あまりにひどいです。
特に③-3についてはひどくて、スピーカーで音を出しながらWeb会議しているときに勝手に接続復活してはイヤホン側で音が鳴り始める→会議の会話が途切れ途切れになることで著しく業務の邪魔をしてくれやがりました。
そもそもRedmi Buds 4 Liteをスマホなりタブレットなりとペアリングしておくことそのものがマイナスの影響を与えるという…これはなかなかない体験でしたね。
あとイヤホン、③-1の不具合の他にケースの蓋さえ空いていればケース内に収納されて充電している状態で音が鳴らせてしまう仕様です。どうなってんねん。
④充電がうまくできない
通常こういったワイヤレスイヤホンのケースにはマグネットが内蔵されていてある程度入ればきちんとした場所に誘導され充電が開始されて接続が自動でオフになるようになっています
このイヤホンのケースにもマグネットは搭載されていてある程度適当に入れてもしっかりと場所に収まるようになっているのですが接触が悪いのか度々このようなことが発生してしまいました
⑤装着感が悪い
最後にやはり装着面
人間工学的なところがあまり考慮されていないのか耳へのフィット感はいまいち
特にこのイヤホンは防水仕様なのでランニングワークアウトなどで使用することも想定しているんでしょうが…実際にジムに持ち込んでランニングマシンに乗っていたところランニングによる揺れで耳の中で少しずれてしまいます
✅️まとめ
装着感音質高級感取り回しの良さいずれを見ても
5年前に8000円で買ったGalaxy buds LIVE に遠く及ばない。
不快な音で体調が悪くなる、加えてペアリングして持っているだけで誤作動でこちらの足を引っ張ってくる
もう二度と顔も見たくない。そんなイヤホンでした。
2020年ごろ、Galaxy Buds LIVEを8000円台で買った記憶があるのですが…
あれが8000円でこれが3000円弱と考えると…このイヤホンは値段なりどころかコスパは悪い部類に入ると思います
製品仕様をしっかり読んでいればこんな金ドブしなくて済んだのになぁ。
それでは。
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