Audio-technica ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン-ATH-CC500BT-【実機購入】

2022/12/24



✅カナル型イヤホンのイヤーピースで


接触性皮膚炎を起こすようになってから
カナル型イヤホンがつけられなくなったワタシ

この投稿の後も手を変え品を変えなんとか使えるイヤーピースはないかと試しているのですが駄目。シリコンでもウレタンでも耳の中が荒れに荒れるのでこれはもう駄目と悟り


このGalaxy Buds LIVEめちゃくちゃ優秀で、耳が蒸れないしバッテリ持ちもいいし、オープンイヤー型なのにノイキャンがあったりで大満足していました。



α7Ⅳを購入したときについてきたヨドバシポイント突っ込んで購入しました。



✅カタログスペック


イヤホンのカタログスペックほどあてにならないものはないのですが

・音域


周波数帯域:25~22,000Hz

伝送帯域:20~20,000Hzなので一応通常のイヤホン等と同等程度の音域を確保している様子です。

・通信面


Bluetooth5.1

と、古くはないですが新しくもないですね。

特に5.2や5.3ではLC3コーデックを始めオーディオ系の機能拡充が行われているのもあってちょっと残念ではあります。
現時点でプレーヤー側の対応機種持ってないんですけど(Bluetooth5.2なPixel7がワンチャンあるかもくらい?)

対応コーデックはaptX HD、aptX、AAC、SBCなのでAndroidでもiOS端末でも大きな不満なく使えるでしょう。

LDACやSamsung Scalable Codecに対応していないのが個人的には残念ですが
そもそもそのレベルの音質へのこだわりを持ってる人に骨伝導(この商品は軟骨伝導ですが)は向かないでしょう。

・その他


連続再生時間 20時間(10分充電/2時間再生)
USB Type-C充電
防水 IPX4
Siri/Google アシスタントに対応

運動時に使うので防水仕様は嬉しい。

連続再生もバッテリーに使える体積に制限がある完全ワイヤレスイヤホンに対してかなり長時間使えるので非常にいいですね。
ハードケースがない分Qi充電非対応はしかたがないですが、最低限充電がType-Cなのもよいですね。


✅懸念材料


自分耳珠のやや上に結構しっかりとした耳瘻孔があるので
こいつの走行次第で軟骨伝導の左右差を生じさせないかとか

実際音漏れどんなもんよとか

あと以前使ってみた骨伝導イヤホンはちょっと音質が残念だったのとか

骨伝導は結構装着感がきつかったからどうかな…とか

いろんな懸念材料がある中での購入でした。


✅使用感


・ファーストインプレ



こんな感じで入っていました。


中身は袋に入った本体、TypeA to Cケーブル、保証書と各種説明書と必要最低限。

袋は正直安っぽいですね。


中身の形状は


この部分をこめかみのあたりに押し当てて音を伝えるようですね。


正面から見るとこんな感じ。両側にある丸っぽいのが物理ボタンです。電源のON/OFFから操作などは大体ここで行います。
デザインもびみょーーーーに左右非対称なんですねよね。左側(画像では右側)にはマイクが搭載されているためでしょうか。


底面にはこんな感じ



左側には充電ボートと音量調整ボタンが装備されています。



・ハード面

Good!

自分で喋るときやものを噛むときの音が耳の中で響かない快適さ

耳が圧迫されない

Bad…

ヘッドレストに頭を付けられない/寝ながら使うのも厳しい
構造上仕方がない点ですが


ボタンは物理的に押し込む必要がある

装着が長くなると疲れるかなとも思いましたが、マスクよりは耳が痛くならないですね
向こうが


・音質


音質は想像以上…ですが
高校生くらいの僕なら中音の解像度が足りないだの音が軽いだの、イコライザの低音強調がかなり不自然でボワつく音だの言いかねませんが
まぁ今は大人ですよ、大丈夫、大丈夫…。

それでも音の情報量が少ないなぁ
シャカシャカした音など変に強く感じられる音がある一方で、ボーカルの息遣いなんかは明確に失われるしこれまで聞こえていたピアノソロの艶やかさはまぁどこか彼方なので…

骨伝導時代の音質の残念さを知らない人が
骨伝導時代を念頭においたレビューで書かれた『音質が良い』を真に受けて買うとかなりがっかりすると思います


純粋な音なら2019年、1$≒107円程度だった頃に39.99ドルで買えたRedmi Airdotsよりはマシかどうかくらいですね。

音のバランス考えるとデフォルトでは低音が耳障りなほどうるさい一方で
中音が非常に弱いのでイコライザなりなんなりで持ち上げてあげないとかなり聞いてて残念に感じると思います。
純正アプリから設定できるイコライザのClear Voiceがいい感じに調整してくれるのが救い。
それでもシンバル?とかスネアドラムっぽい音が強いんだよなぁ…もっと引っ込められるようやっぱり周波数ごとに弄らせてほしい。

・ソフトウェア面

で、そのイコライザ含めたソフトウェア面

貧弱です。

ボタンの入れ替えは出来ないし、イコライザはなしを含めて3種類のみ。

細かい調整はできません。上で周波数ごとに弄らせてほしいとか書きましたがアプリでは無理です。
ギャラクシーは設定から音質の調整が出来るのでそちらでちょくちょく調整をすることができますが…Pixelみたいに単体で音質調整が出来ないスマホで使用した場合かなり悲しいことになります。






音量には非常に癖がある感じ
まず大前提として小さい音量でもよく聞こえます。これははっきり書いておきたい。
でも大きい音にしてもあんまりよく聞こえないです。これは多分に感覚的なところなので他の人に使わせると別の意見があるかもしれない

これは軟骨伝導の癖なのか商品の癖なのかわからないんですけど…
システム面の音量と体感の音量を10段階で表すと
音量1で体感3くらい聞こえるけど
上げるごとに
音量5で体感5くらいになり
音量10で体感8くらいで頭打ちになるイメージ。
他の記事見てると最大音量が小さいみたいなこと書いてるけどたしかにそれはそうって感じ。
音漏れは普通にしますね。装着するとかなり小さくなりますが
未装着だと結構聞こえます。オープンイヤー型と比較して音漏れのちいささを期待して買うのは駄目かな。





✅オープンイヤー型やヘッドフォンも悪くはないのだけど


Buds Liveという遮音性のあまり高くないイヤホンを使い始めたからか

満員電車での通勤とかいう現代社会の奴隷船から開放されたためか

それとも最近ランニングを始めたからか

最近の音楽の使い方はどちらかといえば周りの音を遮音するよりも周りの音を聞きながら音楽も聞くってスタンスになりつつあります。

そんななかで
運動/家事/仕事のお供として音楽を鳴らすなら◎

自分も話すシチュエーションにも◎

何もしてないときに音楽を聴くなら△

耳の中にも上にも圧迫感を感じない音楽視聴体験はかなり新鮮だが、目的を持って買うものでポップに買いに行っていいものではない

こんな感じでしょうか。

思ったよりは良かったが
刺さるシチュは限定的
といったイヤホンでした。

それでは。

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