【ソフトウェア更新】Fire HD 10 ハンズフリーモード/SHOWモード【2019/05/05】

2019/05/05


✅アップデートはとうの昔に終わっていたけど

我が家のwifi環境が整わなかったためにずっと導入できなかったAmazon Fire HD10のハンズフリーモードおよびSHOWモード、我が家のインターネット回線が(IPv6対応はまだですが)開通しようやく試せるようになりました。


✅ハンズフリーモードについて

ハンズフリーモードは今まで『ホームボタン長押し』で起動していたAlexaを『Alexa』というボイスコマンドで呼び出せるようにするもの。
同じAmazonのスマートスピーカーシリーズであるechoではずっと前から使える機能ですし、別メーカーではAndroid端末の『OK Google』やiPhone/iPadの『Hi Siri』はずっと前から使えましたのでようやくそれに追いついた形です。



✅SHOWモードの使用条件

以前のように英語でしか使用できないということはありませんが、言語設定とアカウントを作成した国が一致している必要があります。
つまり、『amazon.jp』のアカウントでログインしている時は日本語に言語設定をした場合のみSHOWモードが使え、『amazon.com』のアカウントでログインした場合は英語に言語設定した場合のみSHOWモードが使えます。日本在住の日本人ならほぼ問題なし。

僕はAmazon.jpの他にAmazon.comのアカウントを同一メールアドレス、同一パスワードで保持していたために上手くいかなかったので気をつけてください。
海外通販を利用する方で僕のように横着(パスワード使い回し)してるとこういった所で思わぬ落とし穴にハマることになります。セキュリティ上の観点からもパスワードの使い回しはやめておきましょう。

✅SHOWモードの設定方法



まずFireを最新バージョンにアップデートします。2019年5月時点での最新バージョンは『5.6.4.0(636558520)』です。



アップデートが終わったら前述の言語設定の確認。使いたい言語とAmazonアカウントの地域を一致させておきましょう。その上でアレクサの設定を行いましょう。



Alexaの設定はここから。『設定』→『端末』の右下、『Alexa』タブを選びます。



Alexaをオンにすると、各種設定項目が現れます。
『ハンズフリーモード』をオンにするとechoデバイスのように『Alexa』と呼びかけるだけで反応してくれるようになります。しかしShowモードに入る設定はここからはできません。




Showモードの設定項目はここです。上からスワイプして出てくる設定項目の左下。
ShowモードをオンにすることでAndroidベースのタブレットとしての機能を停止、ほぼEchoデバイスとしての挙動を開始します。この状態では電源と音量ボタン同時押しによるスクリーンショットなども機能しなくなります。



ちなみに

このように、Alexaをオフにした状態では、設定項目があらわれません。

基本的にShowモードで使っている間はタブレット本来の機能は死んでいて動画の再生やブラウジングなどはできないようになってしまいます。
ほぼ完全に据え置きのスマートスピーカーになるわけです。

✅使用感

正直Showモードで使う意味ってあんまりないのかなと感じたりしています。
というのもそもそもFireタブレットのマイク感度がイマイチでハンズフリーモードでもあまり使えないのに音声入力にほぼ完全に依存するShowモードはさらに微妙。

かつ液晶において常時ディスプレイONは電力消費、黒の表現方法どちらの観点から見ても微妙です。黒背景に白文字を表示していてもその実黒い部分も光っている。暗い部屋で使用すればするほどこの黒が気になる感じでしょう。

使用面でもディスプレイを見て事っていうのはあまりないですね。
ではディスプレイつけずにハンズフリーモードに設定し、据え置きで使うにしても前述のマイク感度の問題に加え付属のマイクロUSBと充電器が長時間使用に耐えうる代物かどうかという点に不安が残ります。
こたつの電源切ったかどうか常に気になってしまう性分の自分には元々常時給電を想定していない充電器とケーブルで充電しながらずっと使い続けるのは難しいと感じています。

と、言うわけで普通にエコードットを買うのが手っ取り早いのかなとか考えたり。
場合によっては買い替えを検討します…まぁ安いのでね。買った方が幸せになれるかもしれないです

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