ublock originを失って【2019/05/05】
✅いんとろ
昨日の日記:【日記】Firefoxでアドオンが死んでる【2019/05/04】でも書いたのですが現在モバイル向けパソコン向けを問わずFirefox 向けの拡張機能が全て死んでいます。
個人的になくなって一番ダメージを受けているのがモバイル向けFirefoxにおけるublock originの使用不可ですね
広告ブロッカーの是非については議論の残るところなのですが 現実として自分は広告ブロックを使っています Windowsではカスペルスキーに付属する広告ブロック機能、そしてモバイル端末ではFirefoxの拡張機能であるublock originを使用することで広告をブロックしています。
一時期は root 権限を取って広告をほぼ完全に排除している時期もありましたが現在ではウェブブラウザーのみ広告をブロックするようにしています。
✅広告ブロッカーを失って
ublock originが使えなくなったことで否が応でも今まで見ていたサイト、新しく検索やTwitterで見つけたサイトを広告有りで見ることになりました。結果がこちら。
こちらの画像はよく巡回していた野球のまとめサイトです…
オレンジ塗りしてある部分が読みたい記事の部分。そしてそれ以外は報告と相互リンクです…今まで気がつかなかった…普通に表示するとほぼ記事の内容ないんですね。
しかも(編集がめんどくさくて)全部オレンジ塗りしてしまいましたが記事の途中にも広告が、そしてスクリーンショット撮影アプリの都合で写すことができませんでしたが画面下2割程度を常時占拠する広告もありました。悪名高いポップアップ式の広告がないのが唯一の救い。
✅ガジェット好きの立場から
これは個人的なポリシーですが、ガジェット開発メーカーの苦心を無駄にするような行為が嫌いです。端末側で視認性を高めるために縦長の画面にしたり、ベゼルの部分を細くするといった努力がなされていたり、バッテリー持ちを良くするためにディスプレイを有機ELにする。バッテリー容量を増やす、充電速度を高めるなどの工夫を各メーカーがやっている、そんな中でユーザーである我々が広告を表示するためにメーカーが頑張って広くしたディスプレイの表示領域を使い、無駄にバッテリーを消費してしているという現実はあまり面白くありません。
✅広告ブロッカーで割を食っているのは誰か
おそらく広告ブロッカーで割を食ってんのは最も利益を受けるべきである自分でコンテンツを考え魅力を高めかつ広告がコンテンツの邪魔にならないように配慮してされるサイトを作っている作成者様だと思います。
この2日広告ブロッカーのないブラウジングを行ったところ、いわゆるまとめサイトのような情報を転載だけしているようなサイトほど広告の貼り方が下品で邪魔で目につくような形をしていました。広告が酷いのは①にエロサイト、②にまとめサイト、③に美容系サイトでしたね。
これらのサイトをブロックするために広告ブロッカーを導入すれば前述の善良なサイトまでの広告をブロックしてしまうことになります。
こちらとしては収益を上げて欲しくないあまりに下品な広告の貼り方をしているウェブサイトはブロックしたい。でも収益を上げてほしいウェブサイトの控えめな広告までもブロックしたいという訳ではないのです。
✅最後に
『広告が酷いサイトを見なければいいじゃないか』と言う意見もあるでしょうが、我々が見るサイトというのは基本的に検索順位に支配されていると言っても過言ではありません。検索の時点で広告まみれのサイトだとわかる指標がない以上、何か情報を集めたい時は順位で上の方から見ていくしかないのです。現実的に可能かどうかは置いておいて広告が占める割合でウェブ検索をソートすることができたり、一点以上が広告を占めるウェブサイトの検索順位を下げるようなアルゴリズムがあればこのような状況を打開できるのではないかと思います。それが無理ならせめてブラウザ側で検索に支障を来すレベルでよく登場するサイトをブロックする機能を実装して欲しい…
自前で面白いコンテンツの作成、その上で見やすいサイト運営をしている方に収益が入る健全な環境がいつか整うことを祈っています。
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