Sony VAIO Tap21 SVT21227EJB 分解・タッチパネル修理【2020/10/05】
✅タッチパネルが効かない
元々ジャンク理由がOSレスなこととコレですからね。OSに関してはメーカー製アプリへのこだわりを捨てて、デジタルライセンスキーの仕組みを理解していれば問題にはならないのは周知の事実なので実際OSレスだけでは特に値段下がりません。
安かった理由の大部分はこのタッチパネル不良。このタッチパネルを直してはじめて得をするってもんです。
※注意点
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✅不明なデバイス
Windows10の最終版までアップデートを当てた状態でのデバイスマネージャ。
不明なデバイスが3つ残っています。
まずはこいつらの同定をします。
✅ドライバ更新
基本的には手動でドライバを当て、それでも駄目な場合はDriverBoosterを使用してドライバを当てました。DriverBoosterは無料版だと1日の更新件数に制限がかけられていますが、昔Adobe製品の体験版を無限に使う方法と同じ方法で回避できます。
✅デバイスマネージャで認識してない
これまでは不明なデバイスが複数あったのでこれのうちどれかがタッチパネルじゃないか、ドライバを当てれば使えるようになるんじゃないかという希望がありましたが、すべてのドライバを更新して不明なデバイスをなくした状況でデバイスマネージを覗いても、タッチスクリーンの文字はありませんでした。つまりそもそもOS側でタッチスクリーンを認識してません。
この時点で
①タッチパネルの基盤が壊れている
②接続に問題がある
この2択です。実際の静電容量式タッチパネルに不具合があったとしても基盤が生きていれば認識はするはずなので、そもそもつながっていないか動いていないかってことですね。
✅再分解
ここで再分解です。ちょっと見ればケーブルの種類と形は概ね予想が付きます。
今回は電源供給、画像入力、タッチパネル、NFCの4種類。
この内タッチパネルのケーブルは左から2番目。
よーくみるとマザーボードとの接続側が怪しい曲がり方してますね。
保護シールをはいで観察。見事に外れてます。本来なら先端は金属部分が露出していなければいけないところ全周性にビニールで覆われているので断線したのかもしれません。
ビニールを剥き直して元の位置に差し込めば修復完了です。(細かすぎてサージカルルーペを使用しました)
✅ケーブル修復後
この通り、HID 準拠タッチスクリーンがデバイスマネージャから確認できました。
実際にマルチタッチを確認できています。
いやーaliexpressでタッチパネル探す羽目にならなくて済んでよかったですよー
やっぱりソニーの(正確にはLGのパネルだけど)ディスプレイは発色が良くて美しいですからね
非純正の発色が悪いディスプレイ使うよりはずっといい。
後はゴーストタッチが起きないことを祈る。うん。
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