結局写真をよく撮る人が選ぶべきクラウドサービスはどれなのか
☑その①:バックアップ用途
大量の写真をバックアップして追加課金をしたくないとなるともう選択肢は2つしかありません。GoogleDriveかAmazonDriveです。詳細は「iCloudDriveは意図的に容量削減をしにくくしているのか?」に譲りますが、正直ファイルをフォルダ構成で管理することを前提にしている僕の環境ではiCloudDriveは選択肢に入りません。使いにくいったらありゃしない。はっきり言ってゴミです。
あと課金しない場合最大で22.75GBしか使用できないDropbox、容量削減を回避した人でも30GB程度しかないOnedriveも写真のバックアップという面では使いやすいものではないので今回は選択肢から外します。普通に一枚数MBとかが当たり前な昨今のスマホカメラにおいて十数GBなんてあっという間に埋まります。動画撮る人だともっと早く埋まります。
前記事「Googleドライブ(Googleフォト)とAmazonDrive(プライムフォト)における画像ファイルのバックアップ/同期機能の違い」で詳しくバックアップ時の挙動について書いているのでそちらを参考にして欲しいのですが、撮ったもの全部バックアップするって用途であれば動画にも対応しているGoogleフォト。一眼で撮った画質にもそれなりに拘るのであればAmazonプライムフォトがいいのではないかと思います。
自分は保存用フォルダを両方のバックアップ機能で指定して併用しています。Googleフォトには写真と動画のみバックアップする機能が、Amazonプライムフォトにはフォルダ内の写真だけ(全てのファイル/写真動画のみも選択可能)バックアップできる機能があるので、どんどん放り込むだけでバックアップしてくれて便利ですよ!
☑その②:同期用途
Googleフォト、プライムフォトそれぞれGoogleドライブ、amazondirveによる普通のクラウドストレージとしての使い方もできます。この用途だと、正直AmazonDriveのが優秀です。詳細は前記事「Googleドライブ(Googleフォト)とAmazonDrive(プライムフォト)における画像ファイルのバックアップ/同期機能の違い」
や
前記事:バックアップ用途でGoogleフォトを使うならAndroid/iOSアプリよりWindows版の『バックアップと同期』がおすすめ。
でも書いている通りで、
①バックアップと同期を用いてバックアップしたファイルは『パソコン』フォルダにバックアップされるため同期できない。(同期出来るフォルダは基本的に『マイドライブ』内のもののみ)
②直接Googleドライブに写真/動画ファイルを追加した場合は容量を消費してしまう
という仕様が原因です。
Googleドライブで同期もしたい、でも容量は無制限で使いたい。となるとiOS/Android版のGoogleフォトアプリを利用するしかありません。一眼レフなどアプリがないカメラで撮影した写真/動画はスマートフォンに移してアプリでバックアップするか、ブラウザからのアップロードを行わなければいけないので、一手間余計にかかってしまいます。
一方でAmazonDriveではパソコンに作ったAmazonDriveフォルダに写真を入れるだけで自動で認識して容量カウントから外してくれます。写真を扱う限り何も考える必要がないので同期用途で用いるなら圧倒的にこっちが楽になります。
ただ当然動画は容量カウントフリーの対象外なので、動画メインの人はちょっとめんどくさくてもGoogleDrive(フォト)が良くなります。
☑今使っているクラウドストレージ
現状僕が使用しているサービスは・Dropbox
・GoogleDrive
・iCloudDrive
・AmazonDrive
・Onedrive
です。まぁ大手ですね。
ASUS WebstrageとBoxも使っているといえば使っていますが、ほぼ動かしていないのでノーカウント。
☑自分が求めるもの
・画像ファイルのリネームがしたい(端末からの直接アップロードは却下)・できるだけ無劣化で保存したい
・RAWデータへの対応
・母艦のストレージ容量はそこまで気にならないが、端末の容量には限りが有る(せいぜい30~40GBにとどめたい)
☑結局たどり着いた形
自分は基本的にプライムフォトとGoogleフォトのバックアップ機能を併用しつつ、素晴らしい神アプリを使ってバックアップされたGoogleドライブ『パソコン』内フォルダをAndroid端末と同期させる方法でおちついています。(そのうち紹介と使い方を書きます)写真を撮るのはスマートフォンだけ!という方ならGoogleドライブでいいと思いますが、一眼レフを多用するならやっぱり画質にも拘りたい。幸いプライムフォトとGoogleフォトは共存可能なので、バックアップ機能は両方使っちゃうのがいいのではないかと思います。
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