【実機】Microsoft Surface Pro7+ ジャンク品【Microsoft/Surface】
✅️散財。
つい先日、ビジネス用のマシンとしてASUS Vivobookを購入したばかりですが…
今度はプライベートで使うPCを更新しました。
新品ではなく中古、それもヤフオクで格安購入した「ジャンク品」です(いつもの)
なぜSurface Pro 7+?
まず今回購入したの、Surface Pro 7ではなく、Surface Pro 7『+』です。
- Pro7+は法人向けかつ実質Pro8相当
Surface Pro 7+は、主に法人向けに提供されたモデルです。コンシューマー向けのSurface Pro 7が第10世代インテルCoreプロセッサーだったのに対し、こちらは第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています。実質的にPro8の性能を持ちながら、後述するようにキーボードなどは安く手に入る7世代までのものを流用できるのが強み。 - 理由2:SSD換装可能で長く使える
このモデルから、キックスタンドの裏から容易にSSDを交換できるようになりました。
Surfaceシリーズは分解が困難よりなプロダクトですが、Pro7+でことSSD交換に限っては大幅に分解難易度が緩和されています。将来的なストレージの増強や、万が一の故障時にも対応しやすいのはGoodです。 - 理由3:従来のアクセサリが使える経済性
Surface Pro 8からはキーボード(タイプカバー)の接続端子が変更され、従来のタイプカバーが流用できなくなりました。しかし、Pro 7+までは旧来のものがそのまま使えます。手持ちの資産を活かせるのは、経済的にも大きなメリットです
今回私が購入したのは、CPUにCore i5-1135G7、RAMを16GB、SSD256GB搭載の中位モデル。下位モデルはRAM8GBなのですが…2025年水準でRAM8GBは流石にキビシイ。
通常、このスペックの中古品なら5~6万円程度が相場ですが、今回は(別途購入したキーボードカバー込)3万円という破格の値段で手に入れることができました。
✅️到着
付属品は本体のみでしたが、Surface Pro 7世代からはUSB Type-Cポートでの充電に対応しているため、ACアダプターがなくても大きな問題にはなりません。
肝心の状態は…全体的に良くない。
正面はきれいだが
背面のテープはきれいに剥がしてないし
目立つ傷も多い
特に充電ポート付近のフレームには、明らかな「欠け」が見られました。
まぁ良くはないけれど外装は想定内。
ここから先は機能面。
最も懸念していた液晶ディスプレイですが…これが驚くほどの美品でした。輝度ムラやドット抜けは見当たらず、ビジネス用途で酷使されたPCにありがちな圧迫痕もなし。
ジャンクガチャではまぁまぁの当たりと見て良さそうです。
✅️性能
いつものようにCINEBENCH R23を使って、その実力を測ってみます。Surface Pro 7+のCore i5モデルはファンレス構造のため、排熱性能がスコアにどう影響するか、気になるところです。
ベンチマークスコア
電源プランを「バランス」に設定し、電源接続状態で実行した結果はこちら。
- マルチコア:約4200 pts
- シングルコア:約1300 pts
これを『最適なパフォーマンス』にすると
- マルチコア:約4700 pts
- シングルコア:約1300 pts
まで上昇します。(最高記録)
Core i5-1135G7は4コア8スレッドなので、やはりファンレス構造による排熱の限界から、サーマルスロットリングが発生している可能性はあるものの、見方を変えれば、ファンレスでこれだけのパフォーマンスを発揮し、かつ無音で動作するのは驚き。
これまで使っていたVAIO Pro(Core i5-8265u)比で1.5倍の性能をファンレスで達成しているのは本当に嬉しい。VAIOは性能を限界まで引き出すためにファンがものすごく耳障りだったので、感動すら覚えます。
3世代離れて1.5倍というのはスコア上差が少ないように見えますが…VAIOはブラウジングやOfficeソフトの利用といった日常的な操作でもファンが爆音で回っていました…
また、このSurfaceに搭載されているUSB Type-Cポートは映像出力にも対応しているため、普段使っているデスクトップPC環境(外部モニター、キーボード、マウス等)に、USB-Cケーブル1本で接続できます。帰宅してケーブルを挿すだけで、デュアルディスプレイのデスクトップ環境が即座に完成するのは、想像以上に快適です。
更に、出張時のサブディスプレイとして使えるのも良い。Surface Pro 7+は本体重量約770g。Windows11にはデフォでワイヤレスでの映像入出力(Miracast)の機能があるため、仕事中は社用PCのサブディスプレイとして活躍
休憩中やホテルではYouTubeやDAZNなどを大画面で視聴するエンタメマシンになると隙のない運用が可能です。
✅️まとめ
外装が終わっているところを除けば
3万円少々で購入したジャンク品のSurface Pro 7+は、コストパフォーマンス、携帯性、そして実用性能のすべてにおいて満足のいく、良い買い物になりました。
プライベートに仕事にと、これから大いに活躍してくれそうなので…
マグネシウムフレームの欠損部分をエポキシパテでDIY補修するなど、少しずつ手を加えてさらに愛着の湧く一台に育てていきたいと考えています。
それでは。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿
当ブログの内容は端末の文鎮化を引き起こす可能性を伴う危険なものを含み、投稿主は施行の推奨を致しません。
また、このブログコメント欄、Twitter等で問い合わせ頂いても詳細な内容を記載/返答する予定はございません。
自分で調べる。自己責任。転んでも自分で起きる。ことが出来ない方はコメント前にブラウザバックを推奨いたします。