プロ野球観戦の持ち物について【カメラ!応援グッズ!】

2020/08/01


✅球場観戦に持って行くと便利な品々


ようやく、ようやく2020年シーズンが始まり、7月からコロナ対策を行った上で現地観戦ができるようになりました

ぶっちゃけ今シーズン試合を見に行くなんてのはもう野球大好きで観戦も慣れっこな人が多い気がしますが、自分の持ち物リスト的な意味でも一度観戦グッズをまとめておきます。

✅カメラ関連用品!!!!!

・カメラ本体


(写真はNicon D5600)

個人的に一番大事な持ち物の一つ。一眼レフカメラ。
綺麗な写真を撮るならいいカメラは必要にして不可欠です。

一眼レフを使っていると、
・オートフォーカスの早さ
・設定を細かく変更できる
・ズームを素早く行える
・連写性能が高い
・手ぶれに強い
等などいろんな強みが見えてきますが…

スマホと決定的に違うのがセンサーサイズです。僕が使っているのはAPS-Cのカメラですが、これでも一般的なスマートフォンに搭載されている1/2.3型センサーの13倍の面積があります。フルサイズになると30倍の光の量を受け取ることができるんですね。

いい選手の写真を美しい発色で撮るならいいカメラは必要不可欠でしょう。

※カメラのレンタルについて
個人的にはあまりおすすめしません。


例えばGoogleで『カメラ レンタル』で検索して一番上に出てきたRentioというサイト
僕の持ってるD5600のレンタルをした場合の料金は3泊4日で8480円。購入した場合の1/10程度の値段ですね。
でも一眼レフって結構使い方に慣れが必要なんですよね。結局慣れないといい写真は撮れないし慣れるくらい借りちゃうと実際に買って買い換えの時にリセールした方がお得になっちゃう。ぶっちゃけ野球観戦なんて何回も何回も行くじゃないですか。買った方がいいと思いますよ。

最近のスマートフォンと一眼レフ
スマートフォンのセンサーサイズは機種によってかなりばらつきがあります。が、基本的には一眼レフと比較するととてもとても小さい。でも画素数は下手すると一眼レフより大きかったりするわけです。
故に画素数に対して光の量が少ない、いわゆる画素サイズ(Pixel pitch)が小さい状態にあるんですね。一つの点を描出するのに使える光の量が少ないんです。

例えば1億画素で1/1.33イメージセンサーを搭載しているXiaomi mi note10ですが。これもPixel Pitchの観点からは従来スマホと大差ありません。ただし画素を大きくしてセンサーも相応に大きくしたことで画素あたりの劣化なく1億画素での撮影ができるのがあのスマホのすごいところです。逆にXperiaやiPhoneといったスマートフォンは画素数を上げないスタンスを保持してますね。これは画素サイズ(Pixel pitch)を大きくするという点では有利です。

で、実際の撮影に関してですが、画素サイズが小さくでもぶっちゃけ全体的に、静止したものを、ゆっくり、固定して撮るのであればそこまでの差は出ないんですよ。
最近のスマートフォンはソフトウェア的な補正性能がめちゃくちゃ優秀なので、光の量が少なくても撮って出すだけならソフトウェア補正で高級カメラと見間違える位のもんができます。暗所モードとかその典型ですよね。

しかし高速で動く選手を捉えて捕球、送球の一瞬を撮る時にはやっぱり差が出ます高速で被写体を追うことによりいわゆるシーン判別による補正が効かなくなることと、オートフォーカス性能や絞り性能で劣ること等が原因でしょうが、やはりスマホでインプレー中の動くプレイヤーを撮るのはかなり厳しいと言わざるを得ないですね。


・望遠レンズ


ハマスタや神宮はかなり選手との距離が近い球場ですが、それでも選手と座席の間には物理的な距離が相当あります。これを埋めるためにはズームレンズがあると便利です。

カメラの望遠倍率については通常35mm換算でどうこう…とお話するのですが、初心者の方にとっては面倒かつ混乱の元なので、iPhone11Proの広角レンズ(基本となるレンズ。26mm相当)を基準にします。

iPhoneの通常レンズで撮った時と比較すると、ダブルズームキット付属のレンズの70-300mm(写真の一番長い奴)の最大望遠は
300/26≓11.53…と11倍強まで劣化なしでズーム(光学ズーム)することができることになります。

ではこの(iPhone換算で)11倍レンズ、実際に使うとどうか。
内野FA席最前列あたり(ハマスタ内野席全体の前1/3くらい)から最大望遠で撮影すると…


(圧縮なし)

このくらいの距離感になります。全体を撮るならちょうどいいんですが、ちょっと物足りなさも感じるくらい。それでもスマホとは雲泥の差です。

これ以上寄って上半身だけのインパクトシーンだの送球シーンだの撮りたい時は、座席のグレードを上げて物理的に近づくか、300mm以上のもっとズーム性能の高いレンズを購入するか、後述のテレコンバーターを使用するかの3択になります。ただしハマスタの場合ネットがあるので近づくとネットを無視できるくらいシビアにピントを合わせられる(絞れる)レンズが必要になります…

※300mm以上のレンズについて
基本的にフルサイズカメラの範疇になってきます。かつほぼ確実に2桁万円(レンズのみ)かかってくるので、ちょっと半端な気持ちでは購入できないもんです…


※スマートフォンのズーム機能について
スマートフォンには複数レンズの切り替えを利用した光学ズームと撮った写真の一部を切り出すことで実現するデジタルズームがあります。光学ズームはレンズを入れ替えているので撮ったものの質が変化しますが、デジタルズームは撮った写真の一部を切って伸ばしてるだけなのでぶっちゃけほぼほぼ無意味です。

例えばGalaxy S20 Ultraの100倍ズーム、S20 Ultraの広角レンズはiPhoneと同様26mmです。
で、望遠レンズは103mmとなっています。つまりS20 Ultraの(光学)望遠倍率は広角を基準にすると
103/26≓3.96…と約4倍ズーム。つまり100倍ズームの内25倍分はデジタルズームとソフトウェア補正で実現してる訳です。ぶっちゃけ大したことないんすよ

・SDカード


地味にかなり重要です。まずは物自体を忘れないことですね()
カメラに入ってると思いきや入ってないのがSDカードです。

例えばD5600でJPG+RAWデータ(現像済データ+元データ)、最高画質で保存した場合、1枚につき大体10~MB+20~30MBで合計40MBくらいの容量を使用します。
つまりおそらく単位容量当たりの値段が最も安い32GBあたりのSDカードを購入しておけば大体800枚位撮影できるって訳です。

僕が1試合で撮る写真は出来が悪くて即削除してしまうようなのも含めてせいぜい200~300枚です。連戦に参加で途中でパソコンにデータを逃がせないみたいなシチュエーションでない限りはそうそう埋まりません。

ただね、容量さえあればいいってもんじゃないんですよね。重要なのは速度です。
カメラ本体の仕様によれば→D5600 - 製品特長 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
本体的には最高約5コマ/秒の高速連続撮影が可能なんですね。つまり最高画質で無限に連写しようとすると、40MB×5/Sec≓200MB/Secの書き込み速度があるSDカードが必要になります。※こんな書き込み速いSDカードは現状存在しません。

例えばAmazonでお値打ち価格だったこのSDカード
Amazon:32GB microSDHCカード マイクロSD TOSHIBA 東芝 CLASS10 UHS-I R:100MB/s SDアダプター付 海外リテール THN-M203K0320
ユーザーが速度測定すると実際は20MB/Secを切るようで、つまりこれを使うと2秒に1回しかシャッターが切れません。事実上連写はできず、1プレーに1回で仕留める必要が出てきます。


じゃどんなの使うのか、僕が使っているのは
Amazon:【 サンディスク 正規品 】 SDカード 32GB SDHC Class10 UHS-I 読取り最大90MB/s SanDisk Extreme SDSDXVE-032G-EPK 

これです。

このSDカードは正規品であれば実測でWrite40MB/Sec程度確保できます。これは現在でも高速SDカードの部類に入りますので、少しJPGの画質を抑える等すればかなりの速度で連写をかけることができます。

実際のところは一時的にカメラ本体側で保存する部分も含め、3枚/Secで6連射程度まで撮影が可能です。これは大体ピッチャーが投球モーション入って投げきるまでくらいの時間ですね。
ただしこれはもう絶版です。

僕はSanDisk好きなんで、今買うなら後継機の
Amazon:【 サンディスク 正規品 】  SDカード 64GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30 SanDisk Extreme SDSDXV6-064G-GHENN
これですかね。64GBモデルからはWrite60MB/Secとさらに高速な書き込みが可能なので一瞬のプレーを逃さずに済みそうです。

※インプレー中の写真撮影では連写機能を多用することになるので、SDカードはできる限りケチりたくないところですが、SanDiskに限らず高品質なメーカーのSDカードは偽物がかなり出回ってるんですよね。偽物をつかむとカタログスペック通りの性能が出ないだけでなく、最悪データ消失の憂き目に遭うので気をつけましょう…

・テレコンバーター

カメラ本体、レンズ、SDカード。ここまではわかる人が大半でしょうが、カメラに馴染みが薄い人にとってはテレコンバーターってなんぞや?なると思います。
これ、簡単に言えば『もっとズームできるようにするアタッチメント』になります。

弱点として実質的な絞り(F値)性能が下がってしまう(≓ボケさせることが難しい、暗いレンズになる)というものはあるものの、比較的安価な出費で今手持ちレンズの望遠性能を上げ、かつ小型で軽量な撮影環境を整えることができます。

多くのテレコンバーターはレンズの望遠性能を1.4倍または2倍にします。先ほどのキットレンズの例では、iPhoneの通常レンズで撮った時と比較すると、
300/26×2≓23.07…と23倍まで光学ズームをすることができます。
テレコンバーターは撮影した後でトリミングして拡大するデジタルズームとは異なり、レンズが像を結ぶ距離を変化させている(実際にセンサーで描出する前に光学的に撮影範囲をトリミングしている)ため、画質の劣化は大きくはありません…

が、ごくわずかながら画質の劣化が指摘されるケースもあります。

センサーで描出する前段階で光学的に撮影範囲を狭める…つまり
センサーで捉える前のアナログ状態、すなわち解像度無限大からトリミングしても解像度は無限大のまま…というのが理屈ですが
現実では本体レンズの解像度が実質的には無限大ではないことで劣化が生じると考えられています。
※逆に2倍トリミングしてもセンサー側の最大解像度を維持できるレンズ性能があれば解像度的な劣化は生じにくいと考えられます。

細かいところをいろいろ書きましたが、そこまで難しく考えずに『もっと遠くが撮れるアイテム』だと思って使ってみるのがよろしいと思います。遠い席からでも選手にもっと肉薄した写真が撮れるようになりますよ!

・AC充電可能なモバイルバッテリー



写真はRAVPower ポータブル電源 20100mAh/65W 超大容量 モバイルバッテリー( AC出力 + USB ポート + USB-C )予備電源 iPhone/MacBook/ノートPC 等対応(緊急・災害時バックアップ用電源) RP-PB054 (黒)という製品です。

よくあるモバイルバッテリーとの大きな違いはAC(普通のコンセント)給電が可能な点ですね!

当然こうやって…

カメラのバッテリーがなくなっても球場で充電できてしまいます。

もちろんパソコン、タブレット、スマートフォンを充電できるUSB Type-C(PD対応)とType-Aも搭載。
USB-PDに対応してないパソコンももちろんAC経由で充電可能とほぼありとあらゆるものへの給電ができる優れもの。
ちょっとかさばるのが玉に瑕ですが、一つ持ってるとこれ以上の安心感はないですよ。オススメです。

おそらく最新モデルはこれ↓
RAVPower 20000mAh 大容量 80W AC出力 モバイルバッテリー PD 30W 超急速充電対応 USB-Cポート+USB-Aポート 予備電源 ノートパソコン/MacBook/iPhone/Android等対応 緊急・災害時バックアップ用電源 RP-PB054pro


✅実用品

・マスク

2019年まではいらなかったんですけどね、2020年はこれがないと球場に入れません。
アベノマスクでもなんでもいいんでつけましょう。
球団公式で売り出しているところも多いです。チームの応援グッズとしてチームカラーのマスクをつけるのもいいでしょう。

・レインコート/ポンチョなど

よほど天気予報が晴れとかじゃない限り持って行った方が良いです。
まずめちゃくちゃ声を大にして言いたいのですが
基本的に球場内は傘NGです(ヤクルトの応援用傘は別)。
日傘だろうが雨傘だろうが後ろの人の観戦の邪魔になりますし、いくらコロナ対策で1つおきに座席が振られてるとは言え隣の人に当たる危険性もあります。周囲に迷惑をかけないようにレインコートなりポンチョなりを用意しましょう。
そして濡れながらの応援は避けましょう。免疫力低下させて感染→クラスターなんてことになれば本当に洒落になりませんからね

・飲み物

球場には缶および瓶は持ち込めませんが、ペットボトルはokです。球場内で買うのが高いと感じる場合は外のコンビニで買っておくのも良いと思います。個人的には球場内の値段(500mLペットで200円)は別に高いとは思いませんが買いに行く手間で試合見る時間が減るのが嫌なんで1本は持ち込みます。
季節外れの長雨で比較的涼しい日が続きましたが、8月になれば流石に梅雨も明けて暑い日々となるでしょう。熱中症対策に水分は必須です

・大きめのビニール袋(ゴミ袋)

ゴミを入れるためではありません。リュックをまるごと覆うのに使います。
観戦中、応援グッズを入れたリュックやバッグは椅子の下に置くことが多いです。しかしスタジアムの構造上、上でビールこぼされればそのまま下まで流れてきます。気づいた時には荷物がビールで汚れてる…とならないためにも荷物は大きめのビニール袋に入れておくと良いです。

・チケットホルダー

コンコース(食事などを売っているとこ)と座席の移動の際にもチケット提示が必要です。スムーズなチケット提示のためにも持っておくと便利です。

・ウエットティッシュ

結構球場飯って手が汚れます。
後鳥の糞やその他の汚れが座席に付着していることがあります。拭き取り用のウェットティッシュがあると便利かつ衛生的ですね。

・応援グッズ以外のタオル

自分の推し選手の名前が入ったタオルは実用用にはしたくないもの。
座席は結構雨で濡れていたりするので拭き取る用のタオルがあるとGoodです。


・日焼け止めクリーム

ハマスタの西日はきっついです。ホント、マジで。
日焼け止めはしっかり塗りましょう。特に今年は夏でもマスク着用がdutyです。マスクの四角いところだけ日焼けしてない変な人にならないよう、しっかり日焼け止めクリームを塗りましょう。汗で崩れることも予想されるので、塗り直しができるタイプも持っておくと良いでしょう。



日焼け止めクリームの種類については詳しくないのでこのとってもキュートな動画を参考に選んでみてください。

・うちわ/センス/モバイル扇風機等

最近の日本の夏の暑さは笑えないレベルです。特に今年はマスク着用で体感温度がさらに上がることが予想されます。
涼をとるためにもこういったグッズを持ち込んでおくと便利かもしれません。
最近は電車内でもヘッドホン風扇風機つけてる人結構見かけるようになりました。あれ、両手を塞がないので野球観戦との相性は結構Goodなのかもしれません。

✅応援グッズ

・ユニフォーム


選手のレプリカユニフォーム!球団によって値段は異なりますが
ベイスターズなら通常レプリカユニは8000円ちょっと、イベントユニは5000円程度で購入できます。一応ホームは白、ビジターが青ですが個人的にはビジターのデザインのが好きなのでホームでも青色着てることが多いです…

※おまけ:ユニフォームを自宅でディスプレイするときにはトレーナーハンガーが型崩れを防ぎつつ美しく飾れて便利ですよ!

・タオル


選手の名前入り
フレーズ入り
I☆YOKOHAMAタオル…
いろんな種類のタオルが売ってますよね。個人的には推し選手の1本とI☆YOKOHAMAタオルを1本持って行くようにしています。

・帽子

熱中症対策の面からも必要です。
直射日光を防ぐだけでも体感温度はずいぶん下がりますよ。

・ファンクラブ会員証


横浜スタジアムでは現在入場登録は行っていない(はず)ですが、ショップでポイントが使えたりするファンクラブもあるので会員証は持って行きましょう。

※現在禁止になっている応援グッズ

・メガホン
・カンフーバット
・ジェット風船
これらの応援グッズは現在感染防止の観点から使用しないことになっています(甲子園とかではカンフーバット使ってるみたいなんで詳しくは球団の対応をご覧ください)


✅まとめ


大体こんなところですかね?

Withコロナの観戦スタイルについては僕自身まだ手探りです。
感染対策をしっかり取って楽しくペナントを完遂できるといいですね。

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