タブレット端末で見るのに適した医師国家試験予備校(MEC/TECOM/medu4)
☑やっぱりタブレットは便利
ポリクリをまわっている皆様は先生の都合上結構放置されたりすることがあり、そのあまり時間、学生控え室で予備校の動画見るという方も多いと思います。そんなちょっと動画見ようかなってシチュエージョンではやっぱりタブレットが便利です。ここのところやっぱり中途半端なのか市場が縮小傾向にあるタブレット業界ですが、ことポリクリを行う医学生にはまだまだ需要があると思います。
☑タブレットと予備校
タブレット端末へ搭載されるOSとしては、最大シェアを誇るAndroid、Apple謹製のiOS、SurfaceをはじめとするWindowsくらいを考えればよいでしょう。Linuxの一種であるUbuntuやAndroidベースに開発されたRemix OSなんかを搭載しているものも手に入れようと思えば手に入れられますけど、あえて国内向けに販売してないものを選択するメリットも特にないのでここでは省くことにします。(純粋なタブレットだとWinタブとiPadとXperiaTab以外持ってないんですごめんなさい)
で、想定する医師国家試験予備校の講義はMEC、TECOM、medu4の3つにします。というか現時点で自分が再生して確認出来る予備校がこの3つだけってだけなんですけど、まぁこれで9割以上の医学生のニーズに応えられると思うんで良いんではないですかね。
☑タブレットの特徴
そもそも万能機であるWindows/MacOSに対し、Android/iOSはコンテンツを消費することに特化したOSです。そういった意味でAndroid/iOSは予備校の動画というコンテンツを消費するシチュエーションに向いています。長いバッテリー持ち、高精細なディスプレイ、薄型かつ軽量な筐体、場合によってはモバイルデータ通信など、どれをとっても出先(大学)で予備校動画を見るとなったときに重要な要素です。あとは予備校がきちんとタブレット向けの配信をしてくれていれば
Android/iOSデバイスでの快適な視聴が出来るでしょう
ということで各予備校の動画をタブレットで見るとどうなるのか見てみました。
☑各予備校の配信スタイル
MEC
Windows…ブラウザでの動画提供だが、プレーンな状態ではほぼ無機能に近く早送りなどの機能を使うには追加でソフトウェア導入が必要。標準では1倍か1.5倍速再生のみ最初に選択する形式で、講義途中で切り替えることはできない。Android・iOS…アプリでの再生を推奨。
TECOM
Windows…ブラウザでの動画提供。Android・iOS…ブラウザでの動画提供。動画再生で1倍か1.5倍速再生のみ最初に選択する形式で、講義途中で切り替えることはできない。
medu4
全てのOSに対しブラウザ上で動画を提供。早送りなどの機能はブラウザの機能依存(?)。キーボードのスペースで停止、方向キーでコマ送り、コマ戻しなどが出来るためyoutubeに近い感覚での操作が可能。
☑タブレット(Android/iOS単体)と各予備校の相性
純粋にタブレットとの相性がいいのはMECでしょう。専用ソフトウェアが割と多機能なのでタブレットでも快適に視聴できますし、ちゃんと再生した場所も記録してくれます。逆にあまり向かないと感じたのはTECOMです。再生こそ出来ますが、一般的に同サイズのノートパソコンなどに比べて高精細なディスプレイを備えるタブレット端末でTECOMの動画を視聴すると、その荒さが一層際立ってしまいます。
(あと講義スタイル的にも一時停止、巻き戻しを多用するためキーボードなど補助デバイスなしでの再生に向きません。)
medu4は可も無く不可も無くといった感じですが、なんというかシンプルで今風な印象で、さくっと使える良さがありました。なんと言いますかyoutubeぽいインターフェースというかなんというか…元々PCでもそこまで多機能を求めたようなスタイルをとっていないのでタブレットでもそう変わらないように感じます。
わかりやすいメリットがあるから理屈としてはMECを推しますが、感覚的&最終的に使いやすいと感じたのはmedu4だったり…
端末としてはフルスクリーンなら画面をフルに生かせるAndroid(XperiaTab)、ブラウザで使うにはiPadがいいですかね。このへんは好みですが現状でAndroidタブレットはSnapdragon8xxなんかを搭載する高性能路線をやめていて(Xperiaは2015年のZ4Tabを最後に開発を中止してます)、現状でiPadに性能で大きく水をあけられているので今から購入する人には文句なしでiPadがおすすめです。
タブレットの先駆けとなったiPadですが、こと予備校の動画視聴という点では今でも最も優れた機種だと思いますね。
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