ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W【各種ベンチマーク】

2025/06/13

 


✅ ASUS Vivobook 14 (X1405VA) ベンチマーク


以前の投稿:ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W【購入・実機】


で購入した業務用のノートPC、ASUS の Vivobook 14 (X1405VA-I7H165W)のベンチを取っていきます。


ざっとハード側を確認してみると

今回の Vivobook 14 は、モバイル向けとはいえ


高性能な Core i7-13620H (10コア/16スレッド) を搭載しています。



次にメモリ、内蔵8GB+スロット8GBの合計16GBですが…刺さっている方の型番を調べてみると、


Samsung製の「M471A1K43EB1-CWE」というSO-DIMM DDR4メモリが入っているようです。


メモリスピードは3200MHz (PC4-25600) なので、超高速というわけではありませんね。



ちなみにこの後行うCINEBENCH R23 を実行中のメモリ使用量は、だいたい10GB前後でした。平常時は8GBを少し下回るくらいで推移しており、16GBの容量は一般的な用途では十分余裕があると言えそうです。


最後にSSD


デフォルトで搭載されていたSSDはMicron製の「MTFDKBA512QFM-1BD1AABGA」でした。

正直PCI Express Gen4 x4接続に対応した Micron 製のNVMe SSD が搭載されていたのは予想外でした。2年前の機種、かつエントリーモデルであることを踏まえると、SSDはGen3だと思っていましたからね。

一つ残念な点を挙げるとすれば、


このSSDは 3D QLC NAND を採用しているという点ですね。これがTLC NANDであれば完璧だったのですが…仕方ない。

全体としては思ったより良いパーツが使われていたなという印象。

Core-i7 13620HとRAM16GB搭載のノートPCの性能、期待できそうです。






✅ CINEBENCH R23


定番ベンチ。バッテリー設定「バランス」で実施

参考までに、僕が以前メインPCとして使用していた Intel Core i9-9900K 搭載機では、CINEBENCH R23 のマルチコアスコアが大体10,000ポイント程度でした。

測定してみた結果がこちら


結果としては、バランスでは概ね10,000~11,000ポイント前後を記録しており、


高パフォーマンスにすると+1000ポイント程度上昇、12,000ポイントに迫ることもあるといったイメージです。

今回はかなりコンディションが良かったようで、連続で測定してもスコアが大きく落ち込むことは少なく、安定して10,000ポイントを超えるパフォーマンスを発揮できました。(省電力にすると9000ポイントくらいでした。)

以前使っていたVAIOのノートPC(Core i5-8265U搭載)のスコアが同じR23で3,000ポイント程度だったことを考えると、これは非常に大幅な性能アップが実現できたと言えます。

やはり、Pコア6つ、Eコア4つの合計10コア16スレッドの恩恵は素晴らしいですね。前のは4コア8スレッドでしたから。


✅CrystalDiskMark


こちらも定番。



シーケンシャルリード: 約6,000 MB/s 超

シーケンシャルライト: 約3,000 MB/s 超

という、PCI Express Gen4 x4らしい素晴らしいスピードを叩き出しています。AI用途でSSDをRAM代わりに利用するような特殊な使い方をしない限りこれで不満を感じることは少ないはずです。

参考として、自作PCに搭載しているPCI Express Gen3接続のSSDの速度を測定すると、以下のようになります。(SandiskのEXTREMEPROなので、当時のいいやつ…)


規格上当然ではあるのですが、シーケンシャルリード・ライト共に3,000MB/sを下回る速度です。世代が違うとやっぱ速度に違いでますね…



✅まとめ

ASUS Vivobook 14 (X1405VA-I7H165W) は期待通り、非常に良好なパフォーマンスを備えています。

特に Core i7-13620H のCPU性能は目覚ましく、僕が以前所有していたデスクトップ向けのCore i9-9900Kや、現行のポータブルゲーミングマシンなどに搭載されるCore Ultra 5 135Hの性能を一部上回ります。NPUを必要としないのであればやはり旧型のハイエンドチップは有力な選択肢となりそう。

また、薄型ノートだと測定を繰り返すと少しずつスコアが落ちていく傾向があるのですが…スタンダードノートゆえに筐体の排熱設計に比較的余裕があるらしくCPUの性能をしっかりと絞り出すことができています。これは非常に良いことです。

RAMも必要十分、SSDに関しても、PCIe Gen4 x4接続の高速なものが搭載されていたのは嬉しい驚きでした。


まぁ交換するんですけどね。


それでは。






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