ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W 【メモリ/SSD交換】

2025/06/20


✅ ASUS Vivobook 14 (X1405VA)分解 – メモリ増設


新しいパソコンを手に入れたら、まず最初にすること…みんなはわかるかな?

そうだね、分解だね。

(某失敗国家解説シリーズ大好き、新作待ってます)


以前の投稿:ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W【購入・実機】

以前の投稿:ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W【各種ベンチマーク】


では新品の状態のスペックやベンチマーク測定を行ってきましたが、

新品のパソコンそのまま使えるような人間はガジェットはやってないんですよね。

現在半分引退してるようなものですが、それでも止められない分解欲。

実際に弄るかなんてとりあえず裏蓋開けてから考えればいいんですよ。






✅分解手順


分解が比較的容易なのはスタンダードノートの良いところですよね。

このVivobook 14もその例に漏れず、非常に分解しやすい構造になっていました。

プラスネジ1本と裏蓋外すときにねじ込むギターピック的な物があれば基本的な構造は分解可能です。



裏返して…


見えているネジをすべて外すだけで裏蓋の取り外しが可能です。

特に、ゴム足の裏にネジが隠されているような意地悪な設計ではない点は非常に好感が持てます。ネジの数は、合計10本(3本×2列 + 4本×1列の配置)です。


ただし、背面パネル自体はツメで筐体と噛み合っているため、ギターピックやプラスチック製のヘラなど、本体を傷つけにくい柔らかい工具を使用して、最後は少し力で外す必要があります。

このような背面パネル側一体で外れる構造は、ディスプレイ部分に余計な力をかけずに済むため、個人的にはディスプレイを傷つけにくい合理的な設計だと感じています。



Vivobookは背面パネルを外すと、内部構造が一望できます。

向かって左側にSO-DIMMメモリスロット、中央付近にCPUがあり、そこから大きなヒートパイプが右側のシングルファンへと繋がっています。

そのファンの下にM.2 2280サイズのSSDスロットが配置されているのが確認できます。

たったこれだけでメモリやSSDにアクセスできるのは非常に魅力的です。



参考:VAIO Pro



参考:VAIO Pro キーボード側が外れるタイプ

キーボード側が外れる、物理的なツメだらけ、Sony時代は隠しネジだらけ

不合理なVAIOとは違いますね。ええ。



✅標準搭載パーツの確認


以前の投稿:ASUS Vivobook 14 X1405VA-I7H165W【各種ベンチマーク】

ではソフトウェア的に型番を確認できていましたが、分解したので目視で確認していきます。


・メモリ


標準では、オンボードで8GBのメモリが実装されており、さらに交換可能なSO-DIMMスロットにSamsung製の8GBモジュール(型番: M471A1K43EB1-CWE, DDR4-3200)が搭載され、合計16GB構成でした。


・SSD


Micron製のM.2 NVMe SSD (512GB) ですね。ベンチマークで書いたようにPCI Express Gen4 x4接続と高速ではあるものの、NANDタイプがTLCではなくQLCであった点は、少々残念なポイントでした。

今回のPCは短期間で使い捨てるのではなく、長期間にわたって主力機の一つとして使用する予定なので、これらのパーツをアップグレードし、性能をガッツリと底上げしていきます。


✅アップグレード用パーツ 選定&購入



今回準備したパーツはこいつらです。

・メモリ: シリコンパワー製 32GB DDR4 SO-DIMM「SP032GBSFU320F02」

・SSD: Crucial製 1TB NVMe M.2 SSD「T500 (CT1000T500SSD8JP)」

・ヒートシンク: Amazonで購入したごく薄型タイプ(厚さ1mm程度)。


Amazon:シリコンパワー ノートPC用メモリ DDR4-3200(PC4-25600) 32GB×1枚 260Pin 1.2V CL22 SP032GBSFU320F02


まずはメモリ。

速度は本体のオンボードメモリに合わせてDDR4-3200 (PC4-25600) を選択。容量32GB。


購入時価格は8,580円(33%オフ)と、非常にお買い得でした。



次はSSD、元が4x4なので、最低でも4x4を準備する必要がありました。


Amazon:Crucial(クルーシャル) T500 【新型PS5 / PS5動作確認済み】 1TB SSD PCIe Gen 4 (最大転送速度 7,400MB/秒) NVMe M.2 (2280) 内蔵 5年保証 CT1000T500SSD8JP 国内正規保証品




PCI Express Gen4 x4接続で、公称最大リード7,300MB/sの高速タイプのなかではリーズナブルなモデル。

ヨドバシカメラのポイントが使いたかったのでヨドバシドットコムにて12,750円で購入。




Amazon:Haojiaho 銅製 M.2 SSD ヒートシンク 1.5mm 薄型 熱暴走対策 2280 M2 SSD PS5 ノートPC 用 ヒートシンク サーマルパッド付き 67*18*1.5mm

ついでに高性能SSDの熱対策としてヒートシンクを購入。


✅交換作業


分解自体が終わっているため、メモリ交換もSSD交換も取り外してつけるだけです。



SO-DIMMスロットの左右両サイドにある金属製の固定クリップを外側に開くように操作すれば、メモリモジュールが斜めに持ち上がります。


古いメモリを引き抜き、新しいメモリを同じようにスロットへ斜めからしっかりと差し込み、上から軽く押し込むと「カチッ」という音と共に固定されます。


SSDはもっと簡単。


M.2スロットにネジ1本で固定されているだけなので、このネジを外し、古いSSDを取り外します。(古いSSD状態で写真撮り忘れたため交換後のSSD)


新しいSSDにヒートシンクを装着し(今回は付属のゴムバンドで固定しました)、スロットに差し込んでネジで固定すれば完了です。


今回購入したヒートシンクは非常に薄型だったため、Vivobook 14の内部スペースでも他のパーツに干渉することなく、問題なくボトムケースを閉めることができました。

スタンダードノート寄りの筐体設計によるスペースの余裕が活きた形です。


交換後の内部はこのような感じです。


✅BIOSで認識確認


交換後はWindowsがインストールされていないため、

MyASUS in UEFIが起動してきます。



メモリが「8GB (オンボード) + 32GB = 合計40GB」、SSDが「1TB」としてしっかりと認識されていることが確認できました。一安心です。


この後Windowsをインストールして、無事使えるようになりました。



SSD換装後のOSインストールについては、別記事にてCloud Recovery機能を使用した際の様子を記録していますので、そちらをご参照いただければと思います。


✅まとめ

まとめスタンダードノートよりのPCは分解が楽でいいですね。

分解が難しいとメーカーに注文する段階でスペックを盛る必要があり不要なコストがかかってしまいますが、自分で分解できるのであればよりコストパフォーマンスに優れた方法で性能強化を図ることが可能です。

しかしこれ以上の性能向上を目指すとなると、コストパフォーマンスの観点からはあまり現実的ではないため、しばらくはこの構成(Core i7-13620H / メモリ40GB / PCIe Gen4 x4 NVMe SSD 1TB)で運用していこうと考えています。

この構成であれば、今後5~6年は快適に業務をこなせるのではないかと期待しています。

それでは。







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