Amazonで地雷っぽい製品買ってみた 整備品外付けHDD(USB3.0/500GB)

2024/08/30



✅️地雷っぽいハードディスク買いました


今まで ASUS のルーターにつないで簡易NASとして使用していた500GBのSSDが容量オーバーになってしまったことで、これまでテレビ録画に使っていた2TB HDDを簡易NASに転用しました。

結果、テレビにつないで録画するためのHDDがなくなってしまいました。

NASの方をSSDで新調して容量拡張することも考えたのですが…

ASUSのルーター付属の簡易NAS機能ではSSDにしたところで実行速度の上昇はほとんど見込めないからもったいないし、テレビの録画用にSSDを回すのはもっともったいない。


なによりSSDは高い。そんな金はどこにもない。


テレビなんてほとんど録画しないのだけど、たまーに録画したものを垂れ流したいこともあるのでHDDが完全になくなってしまうのは困る、でもHDDすら新調する金はない。


✅️仕方ないので中古買う


一昔前であればその辺に古いパソコンから取り外したHDDが転がっていたのですが

最近はもう2.5インチのHDDを搭載しているようなパソコンって売られていないので新規での補給はなく、一方15.6インチノートを売るときに手持ちのHDDに差し替えていったことで手持ちにフリーの2.5インチHDDはない。

じゃあ新調するか?というと意外にもHDDの値段は下がってない

あんまり見るかどうかもわからないテレビの録画用のHDDに必要以上にお金をかけるのは面白くないので…可能な限り安くハードディスクを入手する方法として最初はメルカリでの購入を考えました。

インターネット闇市なメルカリで売っているHDD、

相場は1TBで2000円弱、500GBで1000円弱といったところ

信頼性としては最低クラスにもかかわらずそんなに安くない。


ならば最近中華粗悪品にまみれて初心者用AliExpress化しているAmazonだ


見てみれば…

やはりありますね、整備品のハードディスク

Amazon:【整備済み品】外付けハードディスク 大容量 ポータブルHDD USB3.0 ケース ブラック 外付けHDD (USB3.0 / HDD500GB)

500GBでケース付きのものが1580円

2.5インチHDDケースは新品でおよそ1000円なので、中身は500円少々。

メルカリよりも安い。

かつAmazonを経由することで最悪の場合、すなわち返品する時にメルカリよりはマシになることが想定されます。これはメルカリで買う理由がない。

まぁそれでも不安は残りますが…

失敗したとしてもケース代だと思って割り切れると思い購入を決めました。


✅️購入~到着


ファーストインプレッションです



Amazon の配送だったので注文当日に届きました
台風があったのにね…配送業者の苦労が伺われます
でもこれにHDDが入っているとは思えない。徹底的にコストカットした梱包です。


中身はこんな感じ。ごく薄いプチプチに入ってました。

値段からは仕方ないけれどこれ保護性能殆ど無いでしょう。



開封したところです。ケースやケーブルは新品のように見えます。

ケーブルは30cm程度と非常に短め。こういったところでもコストカットの跡が見えます。




ケースには変なフォントでUSB 3.0の文字



また、このケースは簡単に開くことができるタイプだったので

早速開けてみて中身を見てみると…


中身はTOSHIBA製HDDでした。

2018年製なので僕の手持ちの中では比較的新しいです。



きっちり500GBで、5400RPMモデルでした。


ここまで割と好感触なので、早速パソコンに繋いで各種情報を見てみましょう

まずはS.M.A.R.T.情報。CrystalDiskInfoで表示したところこんな感じ


電源投入回数216回、使用時間1019時間は

『ほとんど使ってない』ですね。


HDDの寿命は通常3~4年。時間にして2~3万時間とも言われるので

1019時間程度の使用時間は客観的にも非常に少ない。

他の項目をみてみても通常使用には問題ないと思われる良好な個体を引けたようです。


速度をCrystalDiskMarkで測定したところがこちら。



シーケンシャルリード・ライトはそこそこですが

ランダムリード・ライトはやはりHDDなので遅いですね。これはHDDなので仕方がない。



ケースの性能をみるために、SSDを刺して測定し直してみましょう。



少なくともUSB2.0の速度は超えてますね。3.0ってのに間違いはなさそう。

これだけ出ればHDDに対してケースの性能は十分ですね。




まずないと思いますが 容量偽装についても確認しておきましょう。

いつも SDカードの容量偽装チェックに使っているソフトで確認します



結果はこちら、容量偽装はなさそうです。

(まあこの値段で容量偽装するメリットはほとんどないでしょう)



この後をテレビに接続して録画設定

無事に録画できることを確認しました


ここまでいいところばかり書いてきましたが難点も少し

使ってみての難点1つ目

この外付けハードディスク少々うるさいです。

もともと 東芝製の HDD に は うるさいイメージがあったのですが、この個体も駆動音大きめでした。更にケースには制振材などが含まれていないため音や振動がダイレクトに伝わってしまいます。

置く場所によっては駆動音や、振動でカタカタする音が気になるかもしれません。


難点2つ目はケースに通気性がないことです。

外付けの通常の製品であれば排気用の穴が空いていたりして、放熱に考慮されているものもあります。しかしこの外付けHDDにはそういった孔はありません。

使用環境によっては熱がこもってしまう可能性があります。


✅️まとめ&感想


値段という絶対的な素晴らしい点と

個体差というランダム要素

ケースの難点

総合してかなりコスパ良く手に入れることができたという感じです。


仮にメルカリでジャンクでない中古HDDとケースを最安で購入しても

この性能の組み合わせで1500円を切ることは困難でしょう。

こういったハードディスク向けのケースというのは最安のものでも1000円程度しますし、HDDもそれなりの価格しますので…

500GB×ケースが必要という組み合わせであればAmazonの整備品はかなりいい選択肢になると思います。

一方これが1TB~となっていくとケースの価格割合が減少してHDDの個体の当たり外れにかなり依存していくことが見込まれるので、『外れてもケースで半分以上回収できる』メリットは薄れてくるのかな…

ちょっとテレビの録画用にするとか

ちょっとルーターに繋いで簡易NASにしてみようとかいった用途ではピッタリの選択肢にあんると思います。


それでは。


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